様々な色に輝く約2年ぶりのオリジナルアルバム『Iris』リリース!ClariSのクララとカレンが想いを語る。

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前作『Parfaitone』から約2年ぶりとなる、ClariSの新しいアルバム『Iris』が5月22日にリリースされた。ラテン語で「虹」を意味するタイトルどおり、七色の曲調のシングル曲を詰め込み、今までにないアルバムに仕上がった。ClariS。今回はアルバム曲に込められた想いや、アルバムを引っ提げての春のツアー、そしてインドネシア、ブラジル、ドイツでの待望の海外イベントについてクララとカレンに聞いた。この春から夏もClariSはノンストップ!

INTERVIEW BY 冨田明宏 TEXT BY 金子光晴

様々な色を出せた「虹」のようなアルバム

――まずはアルバムのお話をじっくり伺いたいと思います。前作の『Parfaitone』からもう2年も経っていることに驚いているんですが、いよいよ新しいフルアルバムがリリースされますね。

クララ 『Iris』(イーリス)というタイトルはラテン語で「虹」という意味を持っているんですけど、今回収録されるシングル曲が本当に多種多様で、「どの枠にも当てはまらないよね」というところから、「色んな色を出していくアルバムにしよう」ということでこのタイトルになりました。私たちも選曲から関わらせていただいたんですけど、本当に今までのClariSだったら歌ってこなかったような新しい色が出せた1枚だったなと思います。

カレン 前作の『Parfaitone』もたくさんの新しい楽曲に挑戦させていただいたんですけど、今回は『Iris』、「虹」というテーマということもあって、今までとは角度の違った楽曲がたくさん入っているので、デモをいただいた段階では「これを歌ったら私たちどんなふうになるんだろう」とか、「ClariSらしさを残したままこの楽曲を歌い上げられるのかな」というドキドキ感もあったんですけど、いざレコーディングを終えて完成したものを聴いてみると、「私たちの楽曲になってる」って自覚できるくらい、自分たちの色を出せた楽曲がたくさん入ったアルバムになりました。曲順もすごく悩みに悩んだのですけど、満足感はすごくあるアルバムになったと思っています。

――なるほど。僕もアルバムを聴かせてもらって思ったのは、『Parfaitone』から2年間でリリースされたシングルが、ClariSというものの枠組みを新しくしていったんじゃないかということですね。このシングルたちを1枚にまとめて、並べていった結果、今まで以上に音楽の振り幅が個性的になったアルバムになったんじゃないかと思うんですよ。

クララ 本当にそのとおりで、逆に言うと「えー、このシングル曲、1枚のアルバムにまとめられる?」みたいなところから始まって(笑)。

カレン そう、収拾がつかないんじゃないかって。

クララ でもそれがいい方向に進んだと思います。最初にいただいた時は「どれもいい楽曲だけど、ClariSらしくなくて、私たちが歌ったらどうなるんだろう?」という不安な気持ちからのスタートだったりもしましたけど、デモで声を当ててみると「意外といいかもClariSらしいかも」って。今まで知らなかった自分たちが見られるような可能性を秘めた楽曲をたくさんいただきました。だから、今回選んだのはClariSにとって新しい作家さんの楽曲が多いんですよ。

カレン シングル『ALIVE』をきっかけに色んな楽曲の幅が増えたと自覚していたんですけど、新しいことを始めるには皆さんに「ClariSらしくない」と言われてしまうんじゃないかという心配はあったんですね。でも、どんな楽曲も「ClariSらしいね」とか、「こんなClariSもいいね」って皆さんすぐに受け入れてくれて、むしろ「ちょっとこれは違うな」という声を一切聞かないくらいでした。どんなことに挑戦しても受け入れてくださったファンの方がいたからこそ、こんなに振り幅のあるアルバムになったと思います。曲調だけでなく、私たちの声色もまったく異なる7曲になって、色んな色が出せたアルバムになったので、お気に入りがまた増えたなという気持ちです。だから、どれか1曲曲は必ず誰かに刺さるような1枚になっているのかなって思っています。

――そうですね。でもアルバムがこういう形になったのは、コロナ禍以降の活動が非常に充実していて、ClariSが自分たちで自分たちの可能性に蓋をしない、そういう音楽の選び方をしてきたからじゃないかなと思うんですよ。

クララ 元々ClariSは世界観や「ClariSらしさ」というものを大切にして活動してきたなかで、仮面を外して次のステージに行って、今まで経験してこなかったようなアニメのタイアップをいただいたり、私たちにとって挑戦となる楽曲をいただいたりしてきたので、「ClariSらしさ」を広げていきたいなという想いは伝えてきたんですね。でも、実際にその時点ではしっかりとしたビジョンが見えていたわけじゃないので、1つ1つ色んなことに挑戦してClariSらしさというものに取り組んできて、それを皆さんが受け入れてくれたから今回の『Iris』というアルバムにも挑戦できたなって思います。やっぱり今年で14年活動する中で、この数年でまた成長できているというのは本当に幸せだなと思って、そういう姿を見ていただけるようなアルバムにも仕上がっているんじゃないかなと思います。

――「ALIV E」からスタートするというところも、攻めの姿勢が見えてかっこいいですよね。

カレン そうなんですよ。あまりにもカラフルな楽曲たちのアルバムになったので、まず「このアルバムを聴きたいな」と思ってくれるような導入にしようということで、1曲目から飛ばし気味なんですけど皆さんが一番知ってくださっている「ALIVE」にさせていただきました。

会場の誰かが「王子様」に!?

――リード曲である「Love is Mystery」が2曲目に入っています。今回、アルバム新曲は「恋」をテーマにした楽曲が多いですね。

カレン 確かに!今気づきました(笑)。

クララ 意識して選んだわけじゃないんですけど、多いですね。

――この「Love is Mystery」はどんな楽曲になりましたか?

クララ この楽曲は本当にかわいくて、最初に聴いた時からすごく耳に残るキャッチーでかわいらしい楽曲だなと思っていました。今までもこういうかわいらしい楽曲はたくさんやってきたんですけど、ここまで会話っぽい歌詞というのは初めてだったので、そこはすごく新鮮でしたね。本当に歌っていてとにかく楽しいなと思える楽曲でした。

――ジャズっぽいアレンジが入ったポップナンバーはClariSの王道と言えるものですけど、めちゃめちゃキャッチーですよね。カレンちゃんはいかがですか?

カレン イントロからすでに「始まった感」が満載の楽しい楽曲だなと印象がありますね。クララとの掛け合いもユニゾンも両方楽しめる楽曲だと思います。そして、私たちは今までコンサートでストーリー仕立てのものを作ることが多かったんですけど、それを歌にしたようなミュージカルっぽさもありつつ、ライブでもすごく映えそうな1曲になったので、語りかけるような部分と歌う部分とで、盛り上がるところがはっきり分かれた曲になっているかなと思いました。

――1曲で二度どころか五度おいしいくらいの楽曲ですね(笑)。

クララ すごい(笑)。

カレン 誰かに向かって「君がいいな王子様」って指名しちゃうくらい強気でいける楽曲も今までなかったですね。でもそれをすごくキャッチーに落とし込んでくださったことで歌えたフレーズだと思えているので、ライブでは会場ごとに「王子様」に指を差したいと思います(笑)。

クララ えー!どうしよう、ドキドキしてきちゃった(笑)。

――ファンの皆さんもドキドキして待つことになると思います(笑)。次は「Wonder Night」について伺いたいのですが、ファンタジックでドリーミーな楽曲になっていて、すごくかわいらしい世界観なのに踊れるダンスナンバーなのがClariSっぽいなと感じました。

クララ この楽曲は今回のアルバムのために集めたものじゃなくて、もっと前にデモを録っていた楽曲で、「シングルのカップリングか次のアルバムで入れたい作品にしたいとおもって、キープしておいた楽曲なので、今回満を持して歌うことができてとても嬉しいです。タイトルどおりの世界観のある楽曲で、全編ウィスパーなふんわりした歌声で届けられる楽曲というのも久しぶりので、昔の楽曲で「水色クラゲ」や「rainy day」を思い出しながら、懐かしい気持ちでレコーディングしていました。聴いていてつい体が揺れちゃうような楽曲なので、楽しんでいただけると嬉しいなと思います。

カレン 今回、「Wonder Night」の歌詞に“七色”という歌詞が何回も出てくるので、この『Iris』でしか歌えないよねということで入れさせていただきました。クララが言ったように全編ウィスパーで、ふわふわ感、浮遊感がある楽曲で、ずっと顔を出さずにイラストで活動していたからこそ、「掴みどころがあるようでない私たち」という、最初に作り始めた「ClariSワールド」が表現できた楽曲だなと思っています。ずっと声を張ることに挑戦してきた分、ちょっと前に戻ったかのような、でも新しさもある1曲に仕上がったと感じています。

――例えば「ALIVE」や「ふぉりら」のように、歌声で曲の持つ情感を強調したりデフォルメしたりするのではなく、「引き算」の歌い方がこの曲の魅力ですよね。

カレン はい。皆さんに「2人のユニゾンがすごくいいね」って言ってもらえるんですけど、この曲は1コーラスがすべてユニゾンになっています。いつもはユニゾンもソロも個性を感じられるように作っているんですけど、これは2人の息の合い方、トーンの合わせ方を感じていただける1曲にもなっているかなと思います。

――そして、「Freaky Candy」はジャズ的な要素とヒップホップ的なアレンジが活きていて、ラップのような表現もあるのが魅力的な曲ですね。

クララ 「Wonder Night」からガラッと変わって、2人の大人な魅力溢れる楽曲です(笑)。今までってすごくやわらかい表現だったり、恋愛でもここまで積極的な女の子の楽曲ってなかったと思うので、本当に新しい表現ができる楽曲でした。ちょっとだけ恥ずかしさもあるんですけど(笑)。

カレン かなり積極的だよね(笑)。

クララ 私も「どんな気持ちでファンの皆さんは聴いてくれるんだろう」と思って、ドキドキしちゃうところもあったので、皆さんの反応が楽しみです。でも、大人っぽさに振り切ると今までのClariSらしさがなくなっちゃうなと感じたので、かわいらしい歌い方をする部分も研究してバランスをとりながら作っていった楽曲ですね。それと、「王子様」もそうなんですけど、この曲の「ダーリン」も初めてなんですよね(笑)。

カレン 私たち、皆さんのことを何か肩書きつけて呼びたいんですかね(笑)。この前のシングル「ふぉりら」で学生の恋愛を歌ったばかりなので、この楽曲ではそこからのギャップを感じましたし、私は大人っぽいと言われるほうではなかったので、「どう歌ったらいいんだろう」っていう気持ちはあったんですけど、クララと同様にこういう楽曲が好みだったので楽しみながら作ることができました。いつもの曲のように自分のエピソードを思い出しながら歌うのではなくて、楽曲に登場する女性になり切って歌ったので、迷いが少なく歌えたのかなと思っています。だからこそ途中で出てくる“Juicy! Oozy!”のところで「本当に同じ人!?」と思ったんですけど(笑)。でもここがなかったら重たすぎる楽曲になっていたと思うので、1曲で色んな要素を楽しんでいただけるんじゃないかと思います。これはダンスも付いたんですけどの振りもあるんですが、かなり大人っぽい、妖艶なものになっています。今までのClariSはバレエ的なダンスの表現をしてきたんですけど、この曲はジャズの動きで大人っぽさを表現しているので、乞うご期待です。

「終点なんて見えない」ClariSの航路

――そして「アサガオ」という楽曲。これは聞けば聞くほど良い曲ですね。切ない2人の声の響きがとっても魅力的な1曲です。

クララ バラードや切ない楽曲をたくさん歌ってきたんですけど、ここまで歌で魅せるバラードの曲って少なかったなって改めて感じたので、少し緊張してレコーディングした楽曲でした。今まで歌ってきた楽曲とはまた違った「やわらかい切なさ」を感じる楽曲で、声の伸び感、ロングトーンが見せ所の楽曲なのでそこに注目して聴いていただきたいですね。この曲もバックの音数が少ないからこそ2人のユニゾンの良さがすごく感じられると思うので、じっくり夜とかに聴いていただきたいなと思います。

カレン この曲は泣けるよね。本当に「ザ・バラード」という感じで、これはクララが歌ったら右に出る人はいないんじゃないかというくらい、私の中ではバラードといえばクララというイメージがありますし、ファンの皆さんからも「クララのバラード最高だよ」という声があったので、この曲はクララの歌声をすごく楽しんでいただけると思います。ユニゾンで声を重ねることでこの楽曲が伝えたいメッセージ性に厚みを出すことができたかなと思うので、これもまた今まで私たちになかった楽曲に仕上がりました。あとは、“この声が貴方の元へ 届くように歌うから”というフレーズも、すごくずっとずっと歌が大好きで、聴いてくださる皆さんがいたから歌い続けてきたという、クララの気持ちをすごく表現しているなと思いました。ライブで聴いたら涙しちゃう人もいるんじゃないかなって、歌っていても完成したものを聴いても感じました。

――とても映像的な歌詞で、これは感情移入しすぎると涙が溢れてしまいそうです。

クララ 私はその曲の主人公の女の子の気持ちになって歌うほうが多いんですけど、この楽曲については自分自身の想いをそのまま投影したような気持ちで歌いました。切ない歌詞なので、例えばカレンに当てはめたりすると悲しい気持ちになっちゃうんですけど(笑)。

カレン 自分自身を歌詞に重ねすぎるとこれは危険な曲かもしれませんね(笑)。

クララ でも、私が今ここにいる理由や歌い続けている理由が、この楽曲の中にたくさん散りばめられていて、自分の想いをすごく真っ直ぐに歌えたなと思います。

――続いて「トワイライト」。これはライブで真価を発揮しそうな1曲ですね。アッパーだし、だけど透明感のあるサウンドと疾走感の融合が気持ちいい楽曲ですが、いかがでしたか?

クララ この楽曲は「ALIVE」という曲があったからこそ生まれた楽曲なのかなと思います。サビはアップテンポで気持ち良く声が伸びていくけど、Aメロはリズムが早くて言葉数が多くて、いい意味で波を感じます。聴いていて飽きないというか、色んな私たちの良さを感じていただける1曲に仕上がっているのではないかなと思います。

カレン この楽曲はBメロがないので、そこがすごく新鮮だなと感じつつ、疾走感もすごいので聴いてたら「終わった!?」と思うくらいあっと言う間かも(笑)。その中に詰まっている言葉も、“守りたいもののために自分が強くある”という意志を強く感じたので、疾走感の中にも強さ溢れる一面を表現できたらなと思いながら歌いました。ところどころ、Dメロで落ちる部分があったりするので、疾走感がある中でもドラマのある1曲に仕上がったなと思いました。

――続きまして「未来航路」。2人が見えている景色が音楽になっているのかな?と思ったりもしますが、どんな楽曲になりましたか?

クララ この楽曲は新曲の中では一番「これこそがClariSの良さだよね」というのを感じていただけるんじゃないかなと思います。もちろん、重永(亮介)さんの楽曲なので、私たちのことをすごく理解して作ってくださっていると感じているんですけど、その中でもここまで明るく、前向きにまっすぐな気持ちを歌った楽曲は久しぶりですね。「未来航路」というタイトルや歌詞のイメージからも青空が広がったような感じで、歌っていてもすがすがしいです。2番のサビで“終点なんてみえない この旅路を進み続けていく”という歌詞があるんですけど、私たちは「ゴールを決めてない」という話をさせていただくことがあって、それが歌詞になった感じで、また頑張るぞという気持ちにさせてくれるなって思います。これもライブですごく映えるし、皆さんとの一体感が生まれる楽曲じゃないかなと今から思っています。

カレン 「未来航路」ということで、今まで何十回、何百回と千歳(※北海道の新千歳空港)の航路を抜けて旅立ってきたので、飛んでいくイメージがすごくつきやすかったんですよ。明るくて、サウンドもすごく心地いいですし、私たちがこれからもっともっと頑張っていきたいという想いを表現してくださった楽曲なので、歌っていて自然ともう一段階ギアを入れてくれるような1曲になったので、ライブでもこの楽曲でもう一段階みんなのテンションを上げてくれるんじゃないかなと思います。

約7年ぶりの海外へ!ClariSは止まらない!

――そしてアルバム最後の曲、「一期一会」。この曲は私はデモの段階で聴いてたんですけど……。

クララ えっ!?

カレン なんでですか!?

――この曲は近藤世真(Elements Garden)君が作ったデモを僕が受け取ってスタッフに渡したという経緯がありまして。

カレン そうなんですか!一期一会ですねぇ。

――そんな初めましての近藤世真君の楽曲ですが、改めてどうでしたか?

クララ 今までもClariSでは「和」を感じる楽曲が何曲かあったんですけど、愛していただける曲が多くて、ライブのパフォーマンスでも「和」の楽曲ってClariSの強みになっていると思うんですね。またそれに名を連ねる曲ができて嬉しいです。“波が引いては打ち寄せ”という歌詞のように、音の波が揺れるような雰囲気を感じる心地良いサウンドになっています。今までの活動で出会ってきた人たちや、皆さんとの出会いなど、改めて大切なものを思い出させてくれる楽曲だなと思っています。

カレン アルバム全体でみなさんの感情を激しく上下させてきた中で、最後の最後にここに落ち着くというか、安心感を与えてくれる楽曲だと思いますね。歌詞に古風な言い回しが多くて、「和」の楽曲の中でも挑戦の一曲になりましたし、Bメロで掛け合いながら歌うところも時の流れを感じられて好きなポイントですね。この楽曲をトータルで見ると、一つの人生を感じるようなメッセージが込められていて、「こんなに大きなテーマを伝えられるほど私たちってすごい人生を歩んでるわけじゃないよね」ということも二人で話し合ったんですよ。でも、この楽曲の持つ意味をしっかり伝えられるような人生を歩んでいきたいなと思えた楽曲でもありますね。歌うことでみなさんの心の支えになれたら嬉しいなって思います。

――SNSの反応を見ていると、ClariSは『バンドリ!』とのコラボがあったので、「Elements Gardenの楽曲をついにオリジナルで歌うんだ!」という声がたくさんありましたね。

クララ そうなんですよ! みなさんすごく反応してくださって嬉しかったです。

――そんな素敵なアルバムを引っ提げたツアーがすぐに始まりますね。

カレン そうなんです! 『アンダンテ』と『Iris』が発売になって、それだけでも新曲の数がすごいことになっているのに、昨年ファンのみなさんとリリイベでお会いして「これが聴きたいです」と言ってくださったお声も反映したいですし、「春といえばこの曲」というのも多いですし、定番のシングル曲も盛り込みたいし、みんなで踊れる楽曲も入れたいじゃないですか。まとまりがつかなくて、よく形にしたなっていうツアーになると思います(笑)。

クララ いろんな要素の凝縮(笑)。でも、全部やりたいのでどうにか全部叶えました。しかも今回は大阪、広島がライブハウス、東京がホールということで、各会場セットリストが違うので、私たちは今大変なんですけど(笑)。

カレン でもそれをやりたいってお願いした手前、みなさんのパーフェクトなステージをお届けできるようにがんばりたいです。いえ、がんばりますっ!

クララ アルバムを聴いてきていただけたらより楽しめますし、昔からのファンの方も、最近からのファンの方も、全員が楽しめるライブになると思うので、ぜひ準備万端で来てくださると嬉しいです。

――その間に5月上旬にはインドネシアでのイベントがあり、ツアーの後はブラジル、ドイツ公演もありますね。

カレン 昨年、FCイベントで冗談めかして「ブラジルのみなさーん」って言ってたんですけど、本当に実現すると思ってなかったので二人で目が点になりました(笑)。

――確かに言ってた言ってた! 伏線回収だ(笑)。

クララ まだ想像がついてないんですけど、各国のみなさんのノリ方がどうなるのか楽しみですね。事前に各国で聴かれているClariS楽曲のランキングを見せてもらって、それを元に楽しんでもらえるセットリストを組んでいます。

――インドネシアって日本のポップカルチャー好きな若者がすごく多くて、アニソンもめっちゃ聴かれてるんですよ。ブラジルは昔から日本の文化が親しまれていますし。ドイツはメルヘンの本場ですし、観光ができたらいいですね。

カレン そうなんです!(※二人でわくわくのポーズ) 「アンダンテ」の世界観がまさにドイツなので。

クララ どうにか「アンダンテ」の衣装を持っていけないかって悩んでます(笑)。

――改めて「ClariSは止まらない」ということで、これからノンストップで日本、海外へと旅立っていきますね。身体に気を付けて頑張ってください。

クララ・カレン  ありがとうございます!

●リリース情報
ClariS 7thアルバム
『Iris』
2024年5月22日(水)発売

【完全生産限定盤(CD+グッズ)】

品番:VVCL-2476〜2477
価格:¥5,500(税込)

【初回生産限定盤(CD+Blu-ray)】

品番:VVCL-2478〜2479
価格:¥4,400(税込)

【通常盤(CD)】

品番:VVCL-2480
価格:¥3,300 (税込)

[Disc 1](CD) ※3形態共通
01.ALIVE
作詞・作曲・編曲:重永亮介
02.Love is Mystery
作詞・作曲・編曲:中村 歩、吉村隆行
03.コイセカイ
作詞・作曲・編曲:浅見武男
04.Wonder Night
作詞:栗原暁(Jazzin’park) 作曲:栗原暁(Jazzin’park)、Mitsunori Ikeda(Tachytelic Inc.) 編曲:Mitsunori Ikeda(Tachytelic Inc.)
05.Freaky Candy
作詞:島田 葵 作曲・編曲:塩野 海
06.Masquerade
作詞:ClariS 作曲・編曲:末廣健一郎
07.ふぉりら
作詞・作曲・編曲:重永亮介
08.アサガオ
作詞・作曲・編曲:秋浦智裕
09.スノーライト
作詞:ClariS、宮嶋淳子(SUPA LOVE) 作曲・編曲:高橋修平(SUPA LOVE)
10.トワイライト
作詞・作曲:相澤龍伸 編曲:井尻希樹
11.未来航路
作詞・作曲・編曲:重永亮介
12.一期一会
作詞・作曲・編曲:近藤世真(Elements Garden)

[Disc 2](BD) ※初回生産限定盤
01. ALIVE Music Video
02. Masquerade Music Video
03. コイセカイ Music Video
04. ふぉりら Music Video
05. スノーライト Lyric Video

ClariS 28thシングル
「アンダンテ」
発売中

【初回生産限定盤(CD+Blu-ray)】

品番:VVCL-2460〜1
価格:¥2,090(税込)

【通常盤(CD)】

品番:VVCL-2462
価格:¥1,430(税込)

【期間生産限定盤(CD+DVD)】

品番:VVCL-2463〜4
価格:¥1,980(税込)

<CD/通常盤、初回生産限定盤>
01. アンダンテ
02. サクラ・インカーネーション
03. 擬態
04. アンダンテ -Instrumental-

<CD/期間生産限定盤>
01. アンダンテ
02. サクラ・インカーネーション
03. 擬態
04. アンダンテ -TV MIX-

<DVD/期間生産限定盤>
TVアニメ「狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF」ノンクレジットエンディングムービー

<Blu-ray/初回生産限定盤>
アンダンテ Music Video
アンダンテ Dance Video

●作品情報
TV アニメ『狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF』
テレ東ほかにて放送中

・テレ東:4月1日(月)25:30より放送
・テレビ大阪:4月1日(月)25:30より放送
・テレビ愛知:4月1日(月)25:30より放送
・BSテレ東:4月2日(火)24:30より放送
・AT-X:4月3日(水)22:00より放送

配信
各プラットフォームにて順次配信中

STORY
若き行商人クラフト・ロレンスは、荷馬車を引く一頭の馬を相棒に、街から街へと商品を売り歩く日々を送っていた。
ある日、黄金色の麦畑が広がる小さな村を訪れた彼は、耳と尻尾を有する美しい少女と出会う。
「わっちの名前はホロ」
自身を“賢狼”と呼ぶホロは、豊穣を司る狼の化身だった――。
彼女の「遠く北にあるはずの故郷・ヨイツの森へ帰りたい」という望みを聞き、ロレンスとホロは北を目指す商売の旅の道連れとなる。
だが行商人の旅には思いがけない波乱がつきもので……。
孤独だった行商人と、孤独だった狼の化身を乗せた馬車が、今、騒がしく走り始める。

【STAFF】
原作:支倉凍砂(電撃文庫『狼と香辛料』/KADOKAWA刊)
キャラクター原案:文倉 十
総監督:高橋丈夫
監督:さんぺい 聖
キャラクターデザイン:羽田浩二
色彩設計:小山知子
美術設定:青木 薫 天田俊貴 小畑嶺二
美術監督:井上一宏
撮影監督:林 幸司
編集:丹 彩子
音響監督:吉田知弘
音楽:Kevin Penkin
プロデュース:ENISHIYA
アニメーション制作:パッショーネ

【CAST】
クラフト・ロレンス:福山 潤
ホロ:小清水亜美
ゼーレン:浪川大輔
リヒテン・マールハイト:大塚芳忠
ハンス・レメリオ:郷田ほづみ
ノーラ・アレント:中原麻衣

・オープニングテーマ:Hana Hope「旅のゆくえ」
・エンディングテーマ:ClariS「アンダンテ」

●ライブ情報
「ClariS SPRING TOUR 2024 〜Tinctura〜」
5/25(土) Zepp Osaka Bayside
開場 17:00/開演 18:00

5/26(日) 広島クラブクアトロ
開場 17:00/開演 18:00

6/1(土) TOKYO DOME CITY HALL
開場 12:00/開演 13:00
開場 17:00/開演 18:00

6/2(日)TOKYO DOME CITY HALL
開場 12:00/開演 13:00
開場 17:00/開演 18:00

「ClariS SPRING TOUR 2024」情報
https://claris-room.com/ClariS-Spring-Tour-2024.html

©2024 支倉凍砂・KADOKAWA/ローエン商業組合

関連リンク

ClariS 公式サイト
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https://www.youtube.com/channel/UC-zeaPnxZHE3EcTyVl1fTdw

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