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 人気ロックバンド「L'Arc〜en〜Ciel」のベーシスト、tetsuya(54)が15日深夜放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」(水曜後11・17)にゲスト出演。知られざるバンド解散危機を明かす場面があった。

 この日は人気ロックバンド「GLAY」のギタリスト・HISASHI(52)とともにゲスト出演。GLAYは1988年に結成、ラルクは1991年の結成だが、2バンドとも1994年にメジャーデビューを果たし、今年で30周年を迎える同期。ライバル的なバンドとして注目を集めてきた。

 MCの「かまいたち濱家隆一が「解散危機はなかったんですか?」と聞くと、「辞めたいっていうメンバーはいましたね」とtetsuya。「hydeなんですけど」とそのメンバーこそ、ボーカルのhydeだと明かした。

 当時について「hydeからお手紙が来まして、スタッフ経由で“バンド脱退したい”っていうのがあって、hydeって思いつきとかでいうタイプじゃないので、よっぽど考えた上の結論やなって思ったんで、“しゃーないな”って、受け入れるしかないから解散しようと思って」とhydeからの脱退の申し出で解散を決意したという

 「メンバー集めて4人だけで、解散を決めたんですけど」とtetsuya。「そのあとにスタッフとかから“お前リーダーなら止めろよ”って言われて。“あっ!止めなあかんかったん?”って初めて気づいて」と苦笑。スタジオからも「スタッフというか、全ての人の代表の言葉ですよ」とツッコミが入った。

 tetsuyaは「hydeを説得するってなかなかハードル高いなと思った」というが、「今度は2人だけで会って、話をして、説得に成功したんです。もうちょっとやってみようかって言ってくれて」と結局、継続するに至ったという。時期は「2002年とか2003年」だといい、絶頂期の裏で起きていた出来事に、スタジオから驚きの声が上がった。