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映画史に残る神話的名作『猿の惑星』の完全新作、『猿の惑星/キングダム』がついに日本公開となった。『猿の惑星』シリーズといえば、第1作の公開は1968年。あの『スター・ウォーズ』よりも長い歴史を持つ超人気シリーズということで、本作から観ても楽しめるんだろうか……?と迷われている方、心配ご無用だ。ジャパンプレミア試写会で本作を鑑賞したTHE RIVER読者の皆さんには「今まで『猿の惑星』を一本も観たことがない」という方も多く、結論「本作から観ても楽しめる!」との感想がたくさん得られている。

それでいて、シリーズのファンにとっては過去作との繋がりが楽しめるという、非常に巧みなバランスの上に成り立っているようだ。さらに、最先端のVFXを駆使して、役者のわずかな筋肉の動きや毛の表現も精彩に描いた猿たちの超リアルな姿は一見の価値あり。『メイズランナー』ウェス・ボール監督ならではの壮大なスケールの映像やスピード感あるアクションにも満足できる。「没入感・迫力・物語が全て揃った神作!」(Baby on board さん)という『猿の惑星/キングダム』、本編を鑑賞したばかりの皆さんの生のレビューをまとめた。

『猿の惑星』を全く知らない初心者でも楽しめる! © 2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

まず最初に注目したいのは、「初心者でも楽しめる!」という意見の多さだ。本作はこれまで『猿の惑星』シリーズ作を一度も観たことがない、あるいは数本観た程度であるという方でも、バッチリと楽しめる内容になっている。舞台設定は『猿の惑星: 創世記』(2011)『猿の惑星: 新世紀』(2014)『猿の惑星: 聖戦記』(2017)3部作から300年後となっており、新たなキャラクター、新たな物語が描かれるのだ。

「前作シリーズは一切観たことがなかったので多少不安でしたけど、全然関係なく楽しめた。むしろこの映画をきっかけに猿の惑星シリーズを興味持つようになりました!」
(本作で『猿の惑星』デビュー タス さん 男性 30代)
「今回『猿の惑星シリーズ』初体験でしたが、過去作を観ていなくても十分楽しめる作品でした!
ストーリーはもちろん面白いですが、注目すべきはウェス・ボール監督も絶賛してたVFX技術。スクリーンに映されるエイプ達の表情・動きに感動の連続でした!」
(本作で『猿の惑星』デビュー 中村優作 さん 男性 30代)
「今まで『猿の惑星』シリーズを見たことがなかったが、本作をきっかけに過去作品も見てみようと思った。」
(本作で『猿の惑星』デビュー ケイン さん 男性 20代)
「完全新作のオリジナルストーリーということで、『猿の惑星』シリーズ全部は観ていない私でも楽しめました。迫力のVFX、アクションでSFアクション映画好きも楽しめる映画でした。」
(『猿の惑星』シリーズは少し観ている グラーベ さん 男性 30代)
「いままでシリーズを観ていない方におすすめできる映画です!過去シリーズや予備知識がなくても楽しめる内容ですし、冒険要素が強く、かなりおもしろいです!」
(『猿の惑星』シリーズ初心者 chay さん 女性 30代)
「完全なる新作、この作品だけでも楽しめる完成度なので、今まで観たことない方にもおすすめできるし、この迫力は是非IMAXで観てもらいたい作品と思いました。」
(『猿の惑星』シリーズは少し観ている ねこ蔵。 さん 女性 30代)
「新たな三部作の幕開けとしてとても面白かったです!新キャラクターたちも魅力的で、ノアをはじめとした若い世代が中心なのもフレッシュで良かった!」
(『猿の惑星』シリーズは少し観ている 円心 さん 男性 20代)
異次元の映像美、「開始5分で心掴まれた」「VFXもここまで来たか」

さらに本作では最新技術を駆使したリアルな映像美で、観客全員が"キングダム"に送り込まれるような没入感が味わえる。ファンが比較するのは、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』や『ロード・オブ・ザ・リング』といった、並外れた映画体験を誇る作品。主人公ノアと一緒に、朽ちた惑星を探検する唯一無二の感覚が味わえるようだ。ラージフォーマットでの鑑賞がオススメ。

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「なんとしたことか!さっきまで都会のど真ん中に居たはずなのに、私は猿の惑星に足を踏み入れていたのだ!大冒険が始まったぞ!?という没入感が味わえたのは眼前を覆い尽くすどでかいスクリーンだからこそでした。IMAXで鑑賞するに相応しい映像美!」
(『猿の惑星』シリーズは少し観ている ねこ蔵。 さん 女性 30代)
「圧倒的な映像美で、開始5分もせずに心を掴まれました。内容もエキサイトしすぎて心拍が高まり息が辛くなるほどでした。手に汗握る超スペクタクルムービーをぜひ大きなスクリーンで観て、映画館の音響で聴いて楽しんで欲しいです!」
(『猿の惑星』シリーズは少し観ている ティモテ さん 男性 20代)
「圧倒的な映像美でした。VFXもここまで来たかと思うぐらいの没入感。」
(『猿の惑星』シリーズは少し観ている カワタ さん 女性 20代)
「VFXによる映像美と猿の姿がCG感が全くなく、全てがリアルな映像に圧巻されました。」
(『猿の惑星』シリーズは少し観ている 村松イオリ さん 男性 20代)
「IMAXで鑑賞したこともあり、壮大さにびっくりしました!スクリーンの一番ハジの席だったので、始まる前から楽しめるか不安でしたが、そんな心配無用で、最後まで没頭しきりでした。
美しい森の中、海、川、崖の上、水の中と観ていて飽きることもなく、臨場感がすごくてとにかく見応えあり。猿もかなりリアルで表情も人間のように見えました!」
(『猿の惑星』シリーズ初心者 chay さん 女性 30代)
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「あまりにもVFXが凄すぎて、山や谷を駆け登るシーンでは何度も"ヒエッ!"とビビりまくりでした。」
(『猿の惑星』シリーズは少し観ている ゆっきぃ さん 男性 30代)
「終始臨場感あふれる劇場体験でした。ノアや人間と一緒に追われている感覚が常にあり、自然と息を潜めたりと緊張感を持って結末まで見届けることができました。なんて素晴らしい日だ!」
(『猿の惑星』シリーズ初心者 黒川茉紘 さん 女性 20代)
「映像は期待通り、現在最高峰の技術が詰め込まれた素晴らしいものでした。ある戦いの場面では、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を思い出しました。IMAX(ラージフォーマット)でこそ観るべき作品でした。」
(『猿の惑星』シリーズは全作観ているファン ディズ さん 女性 40代)
「最高峰のVFX技術がとても素晴らしく、美しい映像になっていました。一緒に旅をするシーンは『ロード・オブ・ザ・リング』のような壮大さもあり感動です!」
(『猿の惑星』シリーズは全作観ているファン 長井慎一 さん 男性 30代)
「最高の映像技術で見どころ満載の、迫力ある作品。これこそIMAXで見るべき作品だと思いました。」
(『猿の惑星』シリーズは少し観ている じゅん坊 さん 男性 30代)
「映像が凄かった。映像技術の最先端が集結してる感じがした。」
(本作で『猿の惑星』デビュー ケイン さん 男性 20代)
「映像が凄い!!綺麗すぎて、見惚れてしまう!」
(『猿の惑星』シリーズは少し観ている
ゆう さん 女性 30代)
「IMAXでの鑑賞に相応しい素晴らしい映像技術とスケールの大きさに、没入感がハンパなかったです!」
(『猿の惑星』シリーズは全作観ているファン @Cheon_Myeong さん 女性 40代)
「びっくりするのが、俳優の演技を表情まで完璧に“猿”に置き換えているVFX!作品毎に進歩してきたが、ここに来て極まった感じ。本当に“猿”が演技しているのだ。」
(『猿の惑星』シリーズは全作観ているファン KUBO さん 男性 40代)
「猿たちの眼から滲み出る感情が人間のように思えてきたり、肌の艶、毛の色、身体の形により猿の年齢が伝わってきたりと、これが最高峰の技術かと思い知らされました。」
(『猿の惑星』シリーズは全作観ているファン モカ さん 男性 10代)
© 2023 20th Century Studios. All Rights Reserved. 猿に感情移入?没入感あるストーリーで『猿の惑星』が帰ってきた!

今から300年後……人間は退化し、野生化。地球は、進化を続ける猿に支配される──。ヒトと猿の立場が逆転しているという衝撃的な物語を描く『猿の惑星』シリーズといえば、現実社会の諸問題も反映されたような示唆に富んだストーリーが、いつの時代も観客を魅了してきた。本作で描かれるのは、これまでシリーズが描いてきた"猿VS人間"のドラマではなく、若き猿ノアと惑星の命運を握る人間の女性ノヴァが手を組み、惑星の制圧を目指す狂気の支配者プロキシマスに立ち向かう新たな展開だ。前3作で猿たちを導いたシーザー亡き新世界、シリーズ新章を打ち立てる力強いストーリーと、過去作のファンがニヤリとできる巧みな繋がりが堪能できる。

「『猿の惑星』が帰ってきた!という安心感がありました。過去作以上に人間味あふれる猿たち、特にノアから溢れ出る感情が、波のように流れてきました。」
(『猿の惑星』シリーズは少し観ている デュノア さん 男性 20代)
「序盤で『猿の惑星』が映画館に帰ってきたって感じがして鳥肌が立った。3対立構造だけど、どの立場の思想も、やり方は間違っているかもしれないけど間違いではなくて、見ていて苦しかった。映像の迫力もあるけど、それだけに頼らずストーリーも面白かった。」
(『猿の惑星』シリーズは少し観ている ゆんP さん 男性 10代)
「第一作を彷彿とさせる世界観、だが主人公が人間から猿になったことで新しい切り口の『猿の惑星』が見られて新しい刺激がありました。」
(『猿の惑星』シリーズは全作観ているファン 羽場楽人 さん 男性 30代)
「過去作の伏線回収であったり、嬉しい要素やストーリーにおける感動要素、迫力満点のアクションなどなど最高でした!」
(『猿の惑星』シリーズは全作観ているファン Baby on board さん 男性 10代)
「非常に楽しかった作品でした。新シリーズ序章感があるストーリーに思いましたが、世界観のさらなる広がりを感じてワクワクしました。プロキシマスの存在や考えに監督の猿の惑星に対する哲学のようなものを感じました。」
(『猿の惑星』シリーズは全作観ているファン がじゅまろ さん 男性 30代)
「期待半分・不安半分だったけれどちゃんと楽しめた。風刺もしっかり効いていて良かった。シーザー三部作のファンは絶対に観るべき!」
(『猿の惑星』シリーズは少し観ている mari さん 男性 20代)
「面白かった!きれいに完結した前3部作からどんな風にその後を描くのだろうとちょっと不安だったのですが、杞憂でした。シーザーが導いた先の物語に惹き込まれました。」
(『猿の惑星』シリーズは全作観ているファン こぢち さん 男性 40代)
「終始ハラハラしっぱなしでした。登場人物に感情移入出来るところもあり、共存って色々難しいなと思った。同じ人間同士でも国が違うと共存するのが難しいということが、実際の世の中でも起きているしね。」
(『猿の惑星』シリーズは全作観ているファン otoboke さん 女性 50代)
(C)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.
「主"猿"公であるノアの成長譚であり、冒険譚。ロードムービーであり、バディ物の要素もありエンタメてんこ盛り!ストーリー展開も早く最後までドキドキが継続し続けました。エイプならではのアクションの数々が最高に見応えあります!エイプ達の表情の演技も素晴らしくて、めちゃくちゃ感情移入できました。猿の惑星を未見の人も絶対楽しめる作品です!」
(『猿の惑星』シリーズは少し観ている のんこ さん 女性 40代)
「意外とくすり笑いあり、じわっと涙目ありだったのもよかった。何しろ映像の美しさと迫力が凄いので目を持っていかれがちだったけど、仲間愛にうるっとくる場面も多くてよかったな。」
(本作で『猿の惑星』デビュー icco さん 女性 40代)
「前作からかなりの年月が経過しているにも関わらず、ところどころでシーザーの思いを感じさせたり受け継がれている部分が含まれていたりするかと思えば、忘れられているところもあるという点が、一層エイプの時間の流れや歴史、そして作品の重みを感じることができました。」
(『猿の惑星』シリーズは全作観ているファン taro さん 男性 30代)
「猿の惑星とは1968年に明かされた衝撃の結末から一貫して現実と地続きだということを感じました。現実での分断と戦争の歴史を解決しないことには、猿の惑星も終われないのでしょう。」
(『猿の惑星』シリーズは少し観ている 平野レミゼラブル さん 男性 30代)
「最高でした。想像以上の展開に驚かされ、深いキャラクター造形の魅力にやられ、圧巻のVFXの映像美の素晴らしさに圧倒されました。予告との圧巻のギャップもまた良いです。」
(『猿の惑星』シリーズは全作観ているファン けんせい さん 男性 20代)
「1つの大きな時代が滅び、新たな時代の幕開けのような感覚。独裁者(独裁猿)プロキシマスは自分の王国を築くために他の猿達を支配し、犠牲も厭わないが、ある意味、言っている事は的を得ている部分もあって、ハッとさせられた。本作のヒーロー、鷹匠のノアと思慮深いオランウータンのルカが、前作3部作に流れていたスピリッツを継承していて、とても良かった。」
(『猿の惑星』シリーズは全作観ているファン naominakagiri さん 女性 40代)
(C)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.
「前三部作は『猿の惑星』というタイトルはありつつもまだまだ人間の世界って感じではありましたが、今作はしっかり"猿の"惑星という感じで、このまま進むと初代『猿の惑星』みたいになるのかなって思いました。過去作との繋がりでいうと、物語が進むにつれてシーザーの意志が主人公のノアに現れ、オランウータンのモーリスの心の優しさがラカに引き継がれていて良かったです。
リアリティと迫力を楽しむ純粋なスペクタクル映画とも取れますが、ノアは平和を望み、ノヴァは人間の世界を望み、プロキシマスは猿の世界を望む。それぞれが己の信念に基づいて行動を起こしているという描き方がしっかりされていて、没入しやすい作りになっていました。」
(『猿の惑星』シリーズは全作観ているファン モカ さん 男性 10代)
「まさかのまさか!泣かされるとは!!!」
(『猿の惑星』シリーズは少し観ている sumikko333 さん 女性 40代)
(C)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.
1作目の伝説のラストのような衝撃?ここから始まる新サーガを見逃すな

『猿の惑星』シリーズといえば、1968年公開のオリジナル作の衝撃的なラストシーンが今も映画史における伝説となっている。どうやらこの完全新作『猿の惑星/キングダム』では、オリジナル版と同じように驚きの結末が待っているようだ。

「ラストは第1作目の時のように衝撃を受けました。シリーズをまた1から見直そうと思います。」
(『猿の惑星』シリーズは全作観ているファン すみれ さん 男性 50代)
「衝撃の結末を喋りたくなる!」
(『猿の惑星』シリーズは少し観ている グラーベ さん 男性 30代)
「結末に驚き、まさかそう来るとはという感じでした。」
(『猿の惑星』シリーズは全作観ているファン せつやんぬ さん 男性 20代)
「エンディングも続きが気になってしまう終わり方で"やられた…!"という気持ちです。笑」
(『猿の惑星』シリーズは全作観ているファン taro さん 男性 30代)
「もうこの先が気になって仕方がないです!今すぐにでも続きが観たくなりました!」
(『猿の惑星』シリーズは全作観ているファン 長井慎一 さん 男性 30代)
「続編ありそうなので、期待!絶対に観たいです。」
(『猿の惑星』シリーズは全作観ているファン otoboke さん 女性 50代)
「今後の展開にも期待が持てるストーリーで今から続編が楽しみです!」
(『猿の惑星』シリーズは少し観ている 円心 さん 男性 20代)

試写会に参加した読者の皆さんの感想をまとめると、『猿の惑星/キングダム』は「初心者でもOK」ながら「シリーズファンも楽しめる」、「圧巻のVFXで究極の没入感」や「感情移入できるストーリー」が体験できる作品で、最後には「人に話したくなる衝撃的なラスト」が待っている、盛りだくさんの映画になっているようだ。

シリーズ完全新作『猿の惑星/キングダム』は大ヒット上映中。

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