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 パリ五輪のハンドボールの組み合わせ抽選が16日、パリ近郊で行われ、男子日本はクロアチアなどと同じ1次リーグA組に入った。

 クロアチアは今年2月に突然辞任したダグル・シグルドソン前監督が、その後に監督に就任した国。昨年10月には同氏の指揮の下で36年ぶりに自力で五輪切符を獲得した彗星(すいせい)ジャパンが、“遺恨対決”に臨むことになった。

 A組はほかに23年世界選手権3位のスペイン、16年リオ五輪3位のドイツ、五輪や世界選手権でメダルの常連だったスウェーデン、スロベニアと強豪ばかり。今月3日に就任したばかりのカルロス・オルテガ監督は、日本協会を通じて「全ての試合を決勝戦のつもりで準備し、ベストを尽くさなければなりません」とコメントした。

 日本代表を巡っては、3月の代表活動中に4選手が規律に違反する行動があったとし、うち2選手に1年間の活動停止処分が下されたばかり。逆境の中、強敵だらけの五輪本番で名誉挽回を期す。