3月1日、MLBキャンプでの大谷翔平。ふっくらした様子で笑顔を見せていた(写真・AP/アフロ)

 3月20日、ドジャース大谷翔平の元通訳・水原一平氏が電撃解雇されてから、約1週間が経過した。大谷は26日に記者会見を開いたのち、古巣・エンゼルスとのオープン戦でスタメン出場したが、ファンからは“ビジュアルの変化”を心配する声があがっている。

 水原氏は、違法賭博による負債450万ドル(約7億円)を大谷の資産で返済したと、米メディアに報じられた。会見で大谷は、水原氏の“ギャンブル依存症”や負債、一連の支払いをいっさい把握していなかったと告白している。

「正直、ショックという言葉が正しいとは思わないですし、それ以上の、うまく言葉では言い表せないような感覚で、1週間、過ごしてきた」と心境を明かしつつ、「気持ちを切り替えるのはむずかしいですけど、シーズンに向けてまたスタートしたい」とも語っていた。

 2人は10年来の仲で、メジャーに移ってから、水原氏は公私にわたって大谷をサポートし続けてきた。会見では声を荒らげることもなく、淡々と事実関係を語った大谷だったが、さすがに心労が大きかったのだろうか。会見や、その後の試合出場シーンを観たファンからは、「ちょっとやせた?」と案じる声が寄せられている。

《大谷選手、顔がほっそりして痩せたみたいで心配》

《今日の会見を何度も見てるけど、大谷さん、やっぱり痩せたよなぁ。もともと小さい顔がさらに小さくなってる 1週間耐えがたかったもんね。そりゃ痩せるよな。》

《痩せたように見える… シーズン前なのに登板があった次の日みたい…クマもあるしあまり眠れてないのかな…》

「さらに、“水原騒動”以降、大谷さんはいまひとつ試合で結果が出ていません。韓国での開幕シリーズ2戦めで1安打を獲得しましたが、本拠地でのオープン戦では、2試合連続無安打に終わっています。この状況で、いつもどおりの結果を出せ、というほうが酷でしょうが……」(スポーツライター)

 29日からの本拠地開幕戦では、快音が響くだろうか。