SunnySnowが運営する特別区合格研究会は、3月26日、総務省が発表している「地方公共団体の勤務条件等に関する調査」(令和4年度版)に基づき作成した、働きやすい地方自治体ランキングを発表した。また、自社調査に基づき作成した特別区(東京23区)受験生の注目度ランキングも発表した。2021年2月〜2024年2月の3年間、2,073人を対象にインターネット上にて実施された。

有給休暇消化日数が多い団体ランキングTOP10

働きやすい地方自治体ランキングでは令和4年度の地方公務員試験受験者数の上位100地方公共団体を対象に、優良と思われる団体を調査項目ごとにランキング化している。

有給休暇消化日数が多い団体1位となったのは「文京区」(19.3)。続いて2位「千代田区」(17.9)、3位「北区」(17.8)という結果となった。

月平均時間外勤務が短い団体ランキングTOP10

月平均時間外勤務が短い団体1位となったのは「渋谷区」(5.8)。続いて2位「葛飾区」(5.9)、3位「江東区」(5.9)という結果となった。

男性の育児休業取得率が高い団体ランキングTOP10

男性の育児休業取得率が高い団体1位となったのは「千葉市」(93.5%)。続いて2位「板橋区」(93.1%)、3位「福岡市」(92.4%)という結果となった。

ストレスが少ない団体ランキングTOP10

ストレスが少ない団体1位となったのは「名古屋市」(0.18%)。続いて2位「中野区」(4.91%)、3位「沖縄県」(4.94%)という結果となった。

注目度が高い特別区ランキングTOP10

第一志望はどの区か尋ねたところ、1位は「千代田区」(7.33%)という結果に。続いて2位「世田谷区」(7.28%)、3位「杉並区」(6.12%)となった。

第一志望の理由として多かったのが、「住んでいるから」「近いから」「アクセスが良いから」といった地理的要因であった。同じく多かったのが、「関心のある施策が行われている」といった、志望動機と関係する理由であった。その他、「説明会の雰囲気が良かった」「庁舎が新しい」といった理由も見られた。