【材料2つ】野菜も肉も適正に火を通すには…弱火で行こうぜ!「鶏とブロッコリーのオイスター炒め」に挑戦

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瑞々しくて立派なブロッコリーが、お手頃価格で購入出来る季節がやってきました!そこで本日は、旬のブロッコリーを使って「鶏とブロッコリーのオイスター炒め」を作ります。このレシピは、料理家のさくらさんが運営するYouTubeチャンネル『食事処さくら』で紹介しているもの。さくらさんは、初心者にもわかりやすいよう、ブロッコリーの洗い方や切り方など、基本的なことから丁寧に教えてくれています♪

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作り方の説明が丁寧!お料理系YouTubeチャンネル『食事処さくら』

日本一楽しい料理教室を目指して活動している、料理家のさくらさん。運営しているお料理系YouTubeチャンネル『食事処さくら』は、約72万人が登録している人気チャンネルです。「ひと手間で料理をちょっとだけおいしく」をテーマに、日々の食生活へ取り入れやすいレシピを配信しています。

さくらさんは、料理初心者でも失敗なく作れるように、野菜の洗い方や切り方など基本的なことから、火加減や加熱時間など細かな点まで、とっても丁寧に詳しく教えてくれるんですよ。

本日は、そんなさくらさんのレシピの中から「鶏とブロッコリーのオイスター炒め」を作ります。ブロッコリーは、2026年度から国民生活に重要だと国が認める「指定野菜」に認定されることでも、注目されている野菜ですよね。ちなみに、ブロッコリーの消費量が近年、際立って増加していることから、「指定野菜」に加わるそうです。

「鶏とブロッコリーのオイスター炒め」の材料と作り方



【材料】2人分
ブロッコリー…1株
鶏もも肉…360g ※鶏むね肉でもOK
水…大さじ2
サラダ油…適量
黒こしょう…適量
合わせ調味料(オイスターソース大さじ1、しょうゆ大さじ1/2、酒大さじ2、片栗粉大さじ1/2を合わせたもの)
 
◆鶏肉の下味
塩…2つまみ
薄力粉…大さじ1

今回は分量を半分にして作ります。ブロッコリーはかなり小さいサイズなので、2株使用。

【作り方】
1.ブロッコリーを洗います。

ポリ袋にブロッコリーを入れ、かぶるくらいたっぷりの水を入れます。



袋の口を持ってフリフリと振り、ブロッコリーの房と房の間に入った汚れを落とします。

2.洗ったブロッコリーは、小房と茎に分けてカットします。



大きいサイズの小房は、半分、もしくは3等分します。

その際、茎の方に深めに包丁を入れ、そこから手で割くとボロボロにならないそうです。





太い茎は外側の硬い部分を切り落とし、ひと口サイズに切ります。







3.鶏肉は、キッチンペーパーで表面の水分を軽く拭き取ります。

筋があれば、包丁でプスプス刺して筋を切ってから、ひと口サイズにカットしましょう。

4.フライパンに油を引き、ブロッコリーと水を入れ、ブロッコリーにザッと絡めます。

弱めの中火にかけ、ジューッと音がするまで待ちます。



ジューッと音がしてきたらフタをして、2分蒸し焼きにします。



ブロッコリーの茎を触って、少しやわらかくなっていればOK。

蒸し焼きにしたブロッコリーは、ボウルに入れておきます。

5.ポリ袋に3と塩を入れ、袋を振って、塩を鶏肉になじませます。

続いて薄力粉を入れ、再び袋を振ってまぶします。





塩と薄力粉を一緒に入れると、粉が壁になって塩がうまくつかないので、塩と薄力粉は別々で。

片栗粉にすると、焼くときに鶏肉同士がくっつきやすいので、薄力粉を使うそうです。また、薄力粉は焼く直前にまぶすのがポイント。まぶしてから時間が経つと、べちゃっとしてしまうそうです。

6.4のフライパンに軽く油を引き、鶏肉の皮目を下にして入れます。

弱火にかけ、ジュージュー音がしたらフタをして、2分ほど焼きます。皮目がパリッとするまで焼きましょう。



ひっくり返したら、再びフタをして2分ほど焼き、中まで火を通します。



フタをして弱火でじっくり焼くからか、脂と水分がけっこう出ました。

7.火を止めて、キッチンペーパーで鶏肉から出た脂を拭き取ります。



8.7のフライパンにブロッコリーを加えて混ぜます。



フライパンの温度が落ち着いたら、合わせ調味料を加えて全体に絡めます。



弱火にかけ、黒こしょうをたっぷり振り、2分ほど炒めたら出来上がり。



調理時間は20分。基本、弱火で調理するので、炒め物にしては少し時間がかかるかなと思います。ですが、焦げる心配がないので、焦ることなくのんびり作れます(笑)。

では、いただきます!



鶏肉は弱火で焼いたので、ふっくらやわらかく仕上がっています。ですが、ブロッコリーの火の入れ具合が足りなくて、ちょっと硬め。青臭さもちょっと残っていて、残念(苦笑)。

ブロッコリーを蒸し焼きにする際、「(後で鶏肉と炒めるので)茎を触って、少しやわらかくなっていればOK」とのことですが、炒めるだけではなかなか火が通りにくく、青臭さもなくならないような気がするので、蒸し焼きにする段階で8割くらい火を通しておいた方がいいかなと思います。



ということで、ブロッコリーの甘みは感じるものの、青臭さが少し残っていてちょっと残念でしたが、味付けは問題なし。少なめの量の調味料ですが、弱火で炒めることで、鶏肉にもしっかり味がなじんでいます。ひと口食べると、最初に鶏肉の旨味を感じて、その後から調味料のおいしさがやってくる感じ。

ブロッコリーさえ、もう少し火が通っていたら言うことなしのご飯のおかずです。

みなさんも旬のブロッコリーで、さくらさんの「鶏とブロッコリーのオイスター炒め」を作ってみてはいかがでしょう。基本、弱火で調理し、また、調味料を入れる際はいったん火を止め、調味料と具材を絡めてから加熱するので、焦げるという失敗は回避出来る調理法です。