KRY山口放送

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防府市の80代の女性がうその電話を発端に現金130万円をだまし取られる被害にあいました。今月22日以降、うそ電話詐欺の被害が相次いで確認されていて、警察は注意を呼びかけています。

 防府警察署によりますと、今月16日、防府市の80代の女性のもとに「050」から始まる番号から電話があり、タナカを名乗る男から「あなたのせいでインターネットウイルスが広がっている」「被害を補填するため、30万円の保険に入ってください」などと言われ、女性は保険料名目として、犯人が指定した口座に現金30万円を振り込みました。

 その後も女性のもとには、内閣セキュリティセンターのフクヤマを名乗る男などから「追加で被害が確認された」などと電話があり、信じた女性は今月16日から20日までの間に、あわせて現金130万円をATMに振り込みだまし取られました。

 警察によりますと、うそ電話詐欺の被害(県内)は今月22日に4件、25日に3件と相次いで確認されていて、警察は、身に覚えのない電話やメールにはすぐに応じないよう注意を呼びかけています。