K-POPやドラマが人気なこともあり、旅行先として選ぶ人も多い「韓国」。現地の街中で出くわす案内板などの韓国語が読めたらいいな…と思っている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、だれでも簡単に韓国語が読めるようになる基本的なルールを紹介。7日間で読み書きができるムック『7日間で書ける! 読める!マネして覚えるハングル練習帳 旅する会話編 』(扶桑社刊)より、一部抜粋してお届けします。

だれでも韓国語が読めるようになる2つのルール

突然ですが、この韓国語読めますか?

韓国では「ハングル」という文字が使われています。韓国語がさっぱりわからない人にとってはただの記号に見えますよね。そんな超初心者でも、いくつかの基本的なルールさえ覚えてしまえば、みるみるハングルが読めるようになるんです。ここでは、そのうちの2つをご紹介します。

ルール1:子音と母音を組み合わせる

ハングルはローマ字表記のように子音と母音を組み合わせてひとつの文字を表します。図のように左右で組み合わせるものと、上下で組み合わせるものの2パターンがあります。

ハングルには21個の母音と、19個の子音があります。まずは、基本となる「基本母音」10個と、「基本子音」10個から覚えてみましょう。

ルール2:子音と母音に子音がつくこともある

子音+母音の組み合わせの文字の下に、もうひとつ子音がつく場合があります。この最後の子音のことを「パッチム」といいます。

パッチムは、下の表のようにいろいろな形があり、発音は全部で7種類あります。

ハングルが一瞬で読めるようになった!

この2つのルールを踏まえた上で、最初に紹介した韓国語を見てみると、バラバラの記号に見えていたものが1つの文字に見えてきたんじゃないでしょうか?

上のハングル一覧表を参考に、それぞれの母音と子音を確認しながら読んでみましょう。

オイ…日本語で「キュウリ」を意味します。

カス…日本語で「歌手」を意味します。

マウム…日本語で「心」を意味します。

ルールさえわかってしまえば、ハングルって意外とシンプルな文字だと思いませんか? 今回は基本的な2つのルールのみを紹介しましたが、ほかにもさまざまなルールが存在します。もっとハングルについて知りたい方は、『7日間で書ける! 読める!マネして覚えるハングル練習帳 旅する会話編 』をぜひチェックしてみてください。