調理の手間や時間を少なくしてくれる「キッチングッズ」。今回はESSEonlineライターが「3COINS」(スリコ)で発見した、「一気にすくえるザルスプーン」をレポートします。

スプーンとザルが一体化!スリコの「一気にすくえるザルスプーン」

野菜をゆでたときの湯きりは、お湯がたっぷりで重くて不安定なうえ、持ち上げるのにひと苦労。そして、菜箸を使って野菜を器に盛りつけるのもまたひと手間かかりますよね…。

使う道具が多い=洗いものが増えるので、なんとかして少ない道具で調理をすませたいもの。そこで気になったのが、スリコのキッチンライン“KITINTO”の「一気にすくえるザルスプーン」です。

このアイテムは、鍋でゆでた野菜をすくうスプーンと湯きりをするザルが一体化したキッチングッズ。実物を見た感想は、全長34.5cmととにかく大きい!

とくにザル&スプーン部分の存在感が抜群です。

サイズは13×15.5cm、高さは5cm(いちばん幅の広いところ・高さのあるところを独自に計測)ほどで、スプーンというよりはちょっとしたシャベルのよう。全体に無数の穴があいていて、どの面でもしっかり湯きりができそうな印象です。

素材には、プラスチックの一種・ポリプロピレンが使われているのでとっても軽量。

続いては、持ち手部分。長さは18cm(独自に計測)ほどで、こぶし2個分くらい。丸穴(引っ掛け収納が可能)のあたりを持てば、鍋と手のあいだにある程度のスペースができるので安心して使うことができそうです。

ではさっそく、「一気にすくえるザルスプーン」を使って、野菜をすくいあげてみたいと思います。

使いやすい!だけど気になるその大きさ

まずは、ゆでることが多いブロッコリーから。ゆで方はいつものとおりですが、違うのは湯きりにザルを使わないこと。ブロッコリーがゆで上がったところで火を消し、「一気にすくえるザルスプーン」を鍋にスッと入れて、普通にすくい上げるだけ。

ブロッコリーのようなゴロゴロッと大きな野菜であれば、簡単にすくうことができます。

ちなみにこれは直径20cmの鍋を使い、ブロッコリー1株をゆでた写真。

ザルスプーンには深さがあるので、1回でだいたい7〜8房ほどすくえます。ただし、一度に全部をすくうことはできないので、すくっては湯をきってを3〜4回繰り返す必要が。小さめの鍋を使う場合、ザルスプーンが入りきらない…なんてこともあるのでご注意を!

また、ゆで時間が長いと、ブロッコリーがやわらかくなりすぎてすくうときにボロボロになってしまうことがあるため、気持ち硬めにゆでるといいかもしれません。

これはザルを使うときにも言えることですが、軽く振った程度ではしっかり湯きりできないので、こんなふうに下に受け皿をセットして自立させ、しばらく置いておくとよさそうです。

麺でもできるのか試してみたら…

さて次は、麺にも挑戦。ゆでたうどんをすくってみたところ…。

すくえることにはすくえますが、つるつる滑ってお湯がはねるので難易度は高めです。正直に言うと、最後に数本残った麺は箸ですくいあげたほうがラク。

一度にすくえるのは1玉の1/2程度なので、麺が伸びるのが気になる方はザルで湯きりをしたほうがおいしく食べられるかもしれません。

「一気にすくえるザルスプーン」は“大きめの鍋”で、“野菜をゆでるとき”に活躍してくれる、というのが筆者が使ってみた感想です。ザルに上げて湯きりをするワンアクションをマルッと省けるので、忙しいときに助かる! 引っ掛けて収納できるので、場所もさほど取りません。気になった方は、店舗や公式通販サイトをチェックしてみてくださいね。

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