尾道市で住宅に火をつけて祖父を殺害した罪に問われている男に、広島地裁は懲役12年の実刑判決を言い渡しました。

被告の男(24)は去年5月、尾道市内の住宅に放火し祖父を殺害した罪に問われています。

弁護側は知的障害の影響により心神耗弱の状態だったとし執行猶予付きの判決を求め、検察側は懲役18年を求刑していました。

広島地裁は「ライターを海に捨てたり、警察官からの職務質問に対し、嘘をつくなど警察に捕まらないようにするための言動を行っている」など心神耗弱の状態ではないとし、懲役12年の実刑判決を言い渡しました