能登半島地震を受けJR西日本が津波の発生を想定した避難訓練を行いました。

「地震が発生しました。地震が発生しました。」

JR竹原駅で行われた訓練は南海トラフ地震が発生し大津波警報が発表された想定で行われ、JR西日本の職員120人が参加しました。

緊急停止した列車内で車掌が乗客と状況を共有し乗客同士が協力しながら高齢者や車いすの利用者を線路上に避難させ、車掌の誘導で近くの津波避難所に向かう訓練などが行われました。

JR西日本安全推進部 升本隆士課長「実際の列車を使って机上では分からない確認ができた。乗務員が客と連携をとりながら早く安全にできた」

JR西日本はこの訓練の経験を各部署での今後の業務に生かしていきたいとしています。