バブリーキャラでおなじみの平野ノラさん。元汚部屋出身だった過去から一転、今はすっきりした部屋に夫と娘と暮らし、片づけ本を出すほどの片づけ達人に。そんなノラさんが、読者の片づけ悩みをバブリーに解決します!

出合いと別れの春。汚部屋を手放し、運と縁をゲット

やっぴ〜! メイクも服もピンクを身につけがちで、春めいてときめいて浮かれがちなノラでございます。

【写真】平野ノラさん一家の家族写真

3月は卒業! 別れの季節でもありますね〜。二度と会いたくない汚部屋との別れではありますが…なかなか決別できず捨てきれないものがあったりしてね! 出合いの前には別れがあるように、先ずは手放してからじゃなきゃ運も縁も出合いもやってこないわよ〜

「持ちものの適正量」が分からないというお悩み

ものは減らしたいし、断捨離もしたのに自分の適正量が分からずいつまで経ってもずっと片づけのことばかり考えています。終わりがいつ来るのか分からず、ずっと落ち着きません。(ぴょこさん・44歳・東京都・夫、長女、次女の4人家族)

洋服を何着持っている?に答えられる人はきっといない

洋服は何着持っていますか? 自分の持ちものを数えたことありますか?

答えられたらハッとしてグー! でもきっといない! 基準がフリーダムだから収納パンパン、引き出しごちゃごちゃっで、ぴょこさんのように終わりがいつくるのか分からずずっと落ち着かないことでしょう…。

でもこの「適正量」、ぴょこさんよいところに気づきましたよ!

ものを捨てるのも、適正量も捨て方を決めるのは「自分」

「まずものを全て出して眺めてみよう」というアプローチを片づけのはじめによくしますね? あれは自分の今のものの量を把握し理解するために必要で、そこからものを絞り込み自分で自分の適正量を決めていくという作業でもあります。

「適正量の正解は○個」なんて決まりはありません。適正量を決められる人は、ものを使う本人だけ。自分の軸で適正量を決め、片づけられた人から自信がついてラクちんで居心地よい空間を手に入れられます。ものを捨てるのも適正量を決めるのも自分のみ!

ざっくりでいいので「基準」を決めてみよう

ものの適正量を知るには、まずはざっくり基準を決めてみましょう。そこから手放したり増やしたり減らしたりして自分の適正量を測っていきます。

たとえば消耗品。家族の人数などにもよりますが、ストック品は収納場所に収まることを前提で考え、テッシュペーパーのストック品の適正量を5個とします。買い物に行く前に残量をチェックし、残り1つなら4つ買い足して在庫管理をする。

タオルは? 靴下は? 週に何回洗濯し、何枚あれば回るのか? 自分だけの適正量が分かれば、持ちすぎていることに気づくことができ、安心して手放せるようになります。

ストックがあるかないか分からない、けれど安いからとついつい買い過ぎちゃうということも防げます。

 

今月のノラさん

バブ子が3歳になりました。毎年同じポーズで記念撮影をしています! いつまで高い高いできるかな?

バブ子とお片づけ中。不要になったオモチャやぬいぐるみはアジアの子に寄付しています。