災害への備え学ぶ 春の防災フェスティバル
東日本大震災から3月11日で13年が経ちます。また、能登半島地震では復旧・復興に向けた取り組みが続いていますが、宇都宮市で2日、防災について知ってもらう催しが開かれました。
宇都宮市中里町の栃木県防災館で開かれた「春の防災フェスティバル」です。
この催しは子どもたちなどに消防や防災に関心を持ってもらおうと、毎年、東日本大震災が発生した3月に合わせて開かれています。
会場には朝から多くの家族連れが訪れ、はしご車を使っての記念撮影や、消火用タンク車からの放水作業を体験しました。
また、消防車や救急車の運転席に乗ることもでき、子ども達は普段は見られない光景に目を輝かせていました。
そして、防災館にはさまざまな災害を再現する設備があり、地震や強風の威力を身をもって感じたり、煙の中での避難に挑戦したりできます。
会場にはおよそ300人が訪れて災害の恐ろしさや日頃からの備えの大切さをイベントを通して学んでいました。