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2024年、まだあと10カ月あるのでね。十分期待できます。出る。出そう。出て。

昨年末から噂が続いているスペックが強化されたSONY(ソニー)PlayStation 5 Proの存在。コードネーム「Viola」でプロジェクト進行中で、2024年後半にリリースされるらしいとまことしやかににささやかれています。

オリジナル→スリム新型→Pro

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2013年リリースのPlayStation 4は、2016年に進化形のPlayStation 4 Proをリリース。PS4にも(Proと同時に)スリムタイプがありました。

昨年、PlayStation 5は薄くなった新型をリリース。ならばPS5にも、そろそろProが来ていいころでしょうと期待が高まっています。

予想される発売時期と価格

冒頭から何度も述べていますが、年内。これ、年内発表じゃないですよ。業界アナリストや噂によれば、年内にはお店の棚に並んでいる状態だろうといいます。

【2024年後半】

ゲーム業界のアナリストSerkan Toto氏が、米メディアCNBCの取材にて、ソニーがPS5 Proを2024年後半に向けて準備しているという幅広いコンセンサスがあると発言。このスケジュールは、2025年にリリースが予定されている『グランド・セフト・オートVI』が考慮されているという意見も。

発表は2024年9月、発売は11月が濃厚な説です。

【PS5以上の価格】

市場調査を行うOmdiaのアナリストGeorge Jijiashvili氏も、同じくCNBCにて、PlayStation 5より価格が安くなることはないと発言。

日本国内では、PS5発売時のディスクドライブ搭載の希望小売価格が5万5000円ほどでした。そこから値上げがあり、現在は新型が6万6980円。

現在のところ、価格に関する噂はあまり聞こえてきていません。なので6万7000円以上で考えておくのが良さげ。PS4とPS4 Proの場合、スペックアップ分で5,000円ほどの価格差だったのですが…。

また、PS5は爆売れ(発売当初はコロナ禍もあって、全然手に入らなかったのは記憶に新しいですね)、かつライバルであるXboxの売れ行きを大きく上回ったものの、ソニーの偉い人はそれでも不安視しているようです。

四半期決算報告にて、PS5のライフサイクルはすでに後半戦に突入し始めたとし、今年に大型新作のリリースもないことから、来年度(2024年4月から2025年3月)売り上げ減少を予想しています。

予想されるスペックとデザイン

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PS5 Proが「Pro」と呼ばれる理由は、そのスペック強化にあります。が、そこまで大きな強化はないらしいぞという噂も。

Proの開発キットは然るべきところにはすでに行き渡っているといわれており、匿名でアップされた情報によれば、CPUはPS5と同じでAMD Zen2。ただクロックスピードがアップして最大4.4GHz。あとはレイトレーシング拡張。APUはAMD RDNA3へ。メモリは15GBのままですが、帯域幅は18Gbpsにアップしてスピーディになるという話です。

注目したいのは、2024年らしいAI強化。例えばIntelのXeSSや、NvidiaのDLSSが採用される可能性も期待できそう。AMDのXDNA2 AIアーキテクチャならば、PlayStation全体のパフォーマンスもアップするはず。

4Kでの対応フレームレート、リフレッシュレートも上がることに期待。PS5とXbox Series Xの4K対応は120Hzなのですが、それ以上対応できるディスプレイでゲームをプレイしている人からしたら、上がってくれたらそりゃうれしいですよね。

外観デザインでいうと、PS4/ PS4 Proの流れを組むなら、Proの方が若干大きくなる可能性あり。設置場所には、気持ち余裕を持っておくほうがお迎えしやすいですね…縦置き用の別売りスタンド不要なデザインにしてほいいな。

ゲーム好きは今年後半に(経済的)余力を!

ゲームといえば、Xboxの方も動きがありそうな予感。Xboxの偉い人Sarah Bond氏が、ハードウェアの世代間で今まで見たことがないほど大きな技術進化を見せたいと語っています。が、Xbox Series Xは2020年リリースなので、まだ大型アプデには早い。そこでSteam DeckやLogitech G CloudのようなXbox版携帯ゲーム機の存在に期待が高まっています。

今年は、任天堂のSwitch 2もリリースの噂もあり。

ソニーのPS5 Proと共に、出るか出ないかのドキドキが楽しい1年ですね。

…念のため、今年後半に予算をつけておきましょう。

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