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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』では、Fワード(放送禁止用語)が(MCU)で初めて使用されたことが話題となった。ファミリー層からの支持が厚いディズニー傘下の作品でもあるから、これには驚いた方もいたはずだ。ジェームズ・ガン監督は、どのような思いで指揮をとっていたのだろうか。

この記事では、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』の内容に言及しています。

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Fワードが飛び出たのは劇中中盤、ヒューアニマルが住むカウンター・アースに到着したスターロード(クリス・プラット)らがハイ・エボリューショナリーの研究所へと向かおうとするシーン。車に乗り込んだスターロードが、助手席のドアを開けるのに手こずるネビュラ(カレン・ギラン)に対して、「早くドアを開けろ(Open the f**king door)」と言い放つのだ。

Threadsでファンのひとりから、なぜこのシーンでFワードを使用することを考えたのか、他のシーンで使用することを考えたか、と訊かれたガン監督。「考えなかったです」と明かした上で、その意図を説明している。

「このセリフは当日にクリスに伝えたものです。言葉に重みを必要とするような状況とは違い、あのような何でもない状況でバリアを破るのが面白いと考えたんです。」

投稿者: @jamesgunn
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質問したファンは、物語上の鍵を握る第二の主人公であったアライグマのロケットにFワードを使用させることは考えたか?とも尋ねている。「私は、ロケットがハイ・エボリューショナリーに、“俺はロケットだ。クソアライグマのロケットだ(I'm Rocket. Rocket Fuckin' Raccoon)”と言い放ったら良かったのではと思います」。

すると、この問いかけにガン監督は「ロケットがありのままの自分 ──種としてはアライグマ、選択としてはロケット(私たちが皆、運命に与えられたものと自分で選んだものとが混在しているのと同じように) ── を受け入れることは、3部作の中で最も重要な瞬間かもしれない」としながら、「皆さんがFワードに気を取られていては、それが台無しになっていたかもしれないですからね」と説明。Fワードの使いどころのポイントを明かした。

ところで、当日にFワードの使用を決めたというガン監督だが、映画公開当時、海外のインタビューでは、セリフが脚本には含まれておらず撮影当日にプラットに指示を出したことを。「すごく面白かったので編集の時も残しておいたんです。ディズニーにカットしろって言われるんじゃないかと思いましたね」。

ちなみに、今後のMCUにはデッドプールが参戦予定。の『デッドプール&ウルヴァリン』では、Fワードが頻発されることだろう。

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