(C) & TM 2024 MARVEL

写真拡大

『スパイダーマン』シリーズのソニー・ピクチャーズが手がける、マーベル初の本格ミステリー・サスペンス。従来のユニバース構想とは異なる新機軸で、製作陣は“スーパーヒーロー疲れ”のリスクをいかに逃れようと試みたのか?

プロデューサーを務めたのは、『トランスフォーマー』『MEG ザ・モンスター』シリーズのロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ。意外にもソニー製作のマーベル映画や『スパイダーマン』関連作品には本作が初参加となる。米では、“スーパーヒーロー疲れ”に対する自身の見解を語った。

「この物語の利点は、あらゆる別のストーリーにつながらないことだと早くから決めていました。敬意は払っていますが、私たちはキャラクターの物語に集中したかったのです。世に言われる“スーパーヒーロー疲れ”の原因は、中心となるキャラクターについて語っていない映画がしばしばあるからだと思う。そこで、これはマダム・ウェブの物語なのだと言い切るほうが、より強力な選択になると思いました。」

本作では、ニューヨークの救急救命士であるキャシー・ウェブ(ダコタ・ジョンソン)が、大事故を経験して以来、デジャブのような奇妙な体験を重ねるようになる。彼女は偶然出会った3人の少女たちが殺されるビジョンを見てしまい、それが未来の出来事だと確信。未来予知の能力を駆使して少女たちを救うが、謎の男はどこまでも追いかけてくる……。

マダム・ウェブはコミック『スパイダーマン』のキャラクターだが、ボナヴェンチュラは「彼女はスパイダーマンのコミックから登場したが、別の巨大なものの一部ではない。独立した存在だから、自由にキャラクターのストーリーを語ることができました」という。その高い独自性から繰り出される新たなストーリーテリングを、ぜひ劇場で確かめてみて。

『マダム・ウェブ』は2024年2月23日(祝・金) IMAX®ほか全国の映画館で公開。

Source:

The post first appeared on .