2月16日の「おとなりさん」（文化放送）、午前9時台『教えて！全国☆ラジオスター』のコーナーに、「くにまる食堂」（文化放送）パーソナリティー、野村邦丸さんが登場した。文化放送の出演歴は長く、現在の「くにまる食堂」を含め、これまで5000人以上のゲストと対話してきた。

山根良顕「アナウンサーになって、文化放送までたどりついて、5000人以上の話を聴いて……」

坂口愛美「5000人以上の中で特に印象的な方っていらっしゃいますか？」

野村邦丸「俳優の岩下志麻さん」

山根「極妻（『極道の妻たち』）の」

邦丸「極妻のころで、プロモーションでいらっしゃって。せま～いスタジオで、二人っきりなんだけど、けっこう近眼で、メガネをかけていても俺のこと、ボヤッとしか見えないらしいの。『ごめんなさい、あなたのことよく見えないの』と言われて。すごい目で見られた」

山根「しっかり見ようとしてね」

邦丸「薄いメイクしているんだけど、こんなにキレイな人がいるのかと思った。あともうひとり、小林旭さん。『昔の名前で出ています』の。録音で、1時間半ぐらい録ったんだけど使えるのは20分ぐらいだった（笑）。『俺はNGないから。なんでもしゃべるからよ』と言って。ところが使えない話ばっかり（笑）」

山根「っぽいなあ（笑）」

邦丸「美空ひばりさんの思い出とか、いい話が多いんだけど、そこに編集しづらい話をどんどんブッコんでくるから。昭和の偉大な俳優二人は、やたら覚えています」

山根「難しい人もいるでしょう？ 邦丸さんからしても『この人、あまり知らないな』という人が来ることも」

邦丸「67歳になったから、知らない人ばっかりだもん」

山根「そういう人と話すときに何をきっかけとして聞きます？」

邦丸「結局、着ているものとか、ご挨拶したときの印象とか。アイドルさんとかわからないじゃない。だから正直に『すみません、私が不勉強で存じ上げませんけど……』と。自分の知識レベルはそのぐらいです、と明かす」