音声コマンドでさまざまなタスクをこなすことができるGoogleアシスタントについて、Googleは「Googleアシスタントの利便性を高めるために、ユーザーに人気のエクスペリエンスを優先し、それらを向上させるために基盤となるテクノロジーに投資します」として、ユーザーがあまり活用していない機能の一部を廃止することを発表しました。

Changes we’re making to Google Assistant

https://blog.google/products/assistant/google-assistant-update-january-2024/



Changes we’re making to Google Assistant - Google アシスタント ヘルプ

https://support.google.com/assistant/answer/13971691



Google Assistant removing 18 features across Android, Home

https://9to5google.com/2024/01/11/google-assistant-feature-removal/

Googleは以下の17個の機能をGoogleアシスタントから廃止すると発表しています。廃止によって特定のアクションが削除されるケースがほとんどで、各ユースケースの基本となる機能はそのまま残ります。

01:Google Playブックスのオーディオブックを声で再生および制御する。

02:Googleアシスタント対応デバイスでのメディアアラーム・音楽アラーム・ラジオアラームの設定および使用。

03:Googleアシスタントで料理のレシピや調理工程を調べる「Cookbook」へのアクセスまたは管理、デバイスからデバイスへのレシピの転送、レシピを説明する動画の再生、段階的なレシピ表示。

04:スマートディスプレイとスピーカーでのストップウォッチの管理。

05:音声を使用してデバイスに電話をかけたり、メッセージをブロードキャストしたりする。

06:音声を使用してメールやビデオ、音声メッセージを送信する。ただし、電話をかけたりテキストメッセージを送信したりすることは引き続き可能。

07:Googleカレンダーのイベントを音声で再スケジュールする。

08:Googleマップの「Googleアシスタント(運転モード)」におけるアプリランチャーからのメッセージ読み上げや送信、通話、メディアの操作。

09:家のデバイスやモバイルデバイスで家族向けにイベントスケジュールを通知する「ファミリーベル」をスケジュールしたり、以前にスケジュールしていた通知を確認したりする。

10:「Calm」を使った瞑想。

11:Fitbit SenseおよびVersa 3でのアクティビティの音声コントロール。ただし、Pixel Watchでは引き続きアクティビティを音声コントロールすることが可能。

12:サードパーティー製スマートディスプレイで睡眠概要を表示する。

13:Google製ビデオ電話アプリ「Google Duo」以外での、スピーカーやスマートディスプレイから発信された通話の発信者番号表示。

14:Googleスマートディスプレイで通勤時間の推定を表示する。

15:個人の旅程を音声で確認する。

16:連絡先に関する情報を尋ねる。

17:支払いの送金や予約、ソーシャルメディアへの投稿など、特定のアクションを音声で実行する。



2024年1月26日(金)以降、上記の機能を利用しようとすると通知が表示され、機能が廃止される日付が告知されるとのこと。ほとんどの機能は2024年2月26日(月)に、08と14については2024年2月7日(水)に廃止されます。

Google関連のニュースサイトである9To5Googleは、「Googleがリソースを優先させ、将来性のない音声プラットフォームを維持するために多くの労力を費やすことに消極的である理由は理解できますが、一連の機能廃止はGoogleアシスタントを包括的なツールではないものにしてしまいます」と述べています。

なお、Googleが人員整理で音声アシスタント部門・ハードウェア部門・エンジニアリング部門の従業員を数百人解雇したことが報じられています。

GoogleがPixelなどを手がけるハードウェア部門や音声アシスタント部門で大幅な人員整理を実施 - GIGAZINE