ももクロ・百田夏菜子「いつまでも子供じゃないので」と堂々大人宣言!

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ももいろクローバーZのリアルな姿を配信するテレ朝動画のオリジナル番組『ももクロChan』。

#688は、毎年恒例のコメント取りの模様をお届け!

◆百田「ゲームとかやらないでございますよ♡」

番組おなじみのオーバーオール衣装ではなく、おめかしして現れたももクロの4人。今回は、毎年恒例のあの方にコメントを伺うという。百田夏菜子が仰々しくスタジオのドアを開けると、そこで待っていたのは俳優・岡田将生だ。

ももクロにとっては事務所の先輩である岡田。彼から、毎年大晦日に開催される『ももいろ歌合戦』のためにコメントをもらうのが恒例行事となっている。

しかし今回は、ももクロの様子がいつもと違う。岡田も「さっぱりですね。今年は“いい匂いがする”とかいうくだり、やらない?」と戸惑っている。いつも4人は岡田に対して「イケメン!」とはしゃぎ、「いい匂いがする」などと過剰に褒めそやすイジりをしていたのだ。

いつもよりおしとやかなももクロに困惑する岡田は「もうわかった。(いつものように)ゲームやるんでしょ? 懐かしいじゃん」と言うが、百田は「すみません。いつまでも子供じゃないので、ゲームとかやらないでございますよ」と妙な敬語で岡田をいなす。いったいどういうことなのか!?

◆ももクロは大人になったのか?

百田の「子供じゃない」宣言に続き、高城れには「つまらないものですが…」と丁重に菓子折りを渡したかと思えば、佐々木彩夏はおもむろに2023年にハマったゴルフの素振りを始める。

さらに玉井詩織は、本番中にもかかわらず「ブラックコーヒーが飲みたい」とつぶやき、百田に至っては「みんなが変なことばっかり言うから、もう熱くなっちゃって」となぜか首元をやたらと見せ始める。これは、「うなじがセクシー」ということらしいが…。

そんな様子のおかしいももクロが「私たち大人になったでしょ?」と言うと、岡田は「どこがだよ!」とすかさずツッコむ。そしてももクロは脈絡もなく「コメンテーターをやらせてください!」とひと言。

どうやらももクロ的には「コメンテーター=大人」という図式ができ上がっているらしい。ここでようやく今回の企画が明らかとなった。見事なコメンテーターっぷりで岡田に「ももクロも大人になったなぁ」と思わせることができたら応援コメントをゲットできるのだ。ももクロの茶番に付き合わされた岡田であった。

番組後半は、寺川俊平アナウンサーの進行で、三重大学大学院の立花義裕教授を招いて、地球規模で起きている異常気象について解説してもらうことになった。立花教授は『羽鳥慎一モーニングショー』や『タモリステーション』にも出演し、昨今我々も実感する異常気象について解説している。

2023年の気象について問われた、ももクロ。ここはコメンテーターらしく語りたいところだが、百田が「太陽の力というのを、ひしひしと感じる一年でしたね」、佐々木が「夏もすごく長かったですよね。夏も長くて楽しいなと思われた方も多かったと思うんですけど…」とコメントすると、岡田は思わず吹き出してしまう。

たいそうなコメントを残そうとするあまり、ちょっとピントのずれた発言をしてしまい幸先不安だが、ここからももクロの4人が盛り返す!

◆岡田将生「すげぇいい番組だな」

2023年の夏フェスでは「ステージが暑くて、スニーカーを履いてても(足の裏が)真っ赤で、皮むけちゃう」と百田が回想すると、佐々木も「怖かったよね」と応じる。なぜ昨年は暑かったのだろうか。立花教授によると、地球を吹き抜ける偏西風の変化が原因とのこと。

偏西風は気温を二分する風で、南側が暑くなり、北側は寒くなるという。従来なら日本列島の真ん中あたりに流れていた偏西風だが、なんと昨年は日本列島を覆うように吹いていたのだ。だから、日本全体が偏西風の南側になってしまい、全国的に猛暑となった、ということらしい。

これを聞いた玉井が「この異常気象は日本だけなんですか?」、高城が「偏西風の歪みっていうのは過去にもあったんですか?」と尋ねると、立花教授も「いいところ突きますね〜」と褒め出し、「モーニングショー出られますね」とお墨つきを与える。これには寺川アナも「リップサービスです」「スムーズに進みすぎて、いささか不満です」と吐露。

その後も、ももクロがコメンテーターとして意外なほど見事に立ち回り、まるで教養番組かのように進行していく。岡田も思わず聞き入ってしまい、「すげぇいい番組だな」と舌を巻く。

いつもの『ももクロChan』とは様子が違うが、次回は無事、岡田からコメントをもらうことができるのだろうか⁉