12月26日(火)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)で、自民公明両党のワーキングチームが、武器の輸出ルールを定めた「防衛装備移転三原則」を改正し、殺傷能力のある兵器の輸出などの輸出ルールが緩和されたことについて、パーソナリティの大竹まことが、言葉を失う場面があった。

番組では毎日新聞の記事を紹介。フリーライターの武田砂鉄氏は「ワーキングチームの非公開の議論を経て、国会が終わった後に改正するという、きちっと議論しないで隠れて物事を進めていくのはとても危うい。平和国家の夢を捨てた、と言われているのはその通りだと感じる」と批判。大竹は「公明党は平和の党と言われていたのに……。大きく舵を切ったということだね。武器作っちゃ駄目だろ……」と絶句した。さらに「国民の総意も含めてちゃんと議論して国会でも議論してこうなるならわからないでもないよ。でも、こんなずっと続いてきた方針を議論進まない中で変えちゃったってこと?しかも派閥政治が横行していてさ」と政府への不信感を募らせた。パートナーの小島慶子も「ジャパンアズナンバーワンの日本は終わった。これからどう成熟していくのか。日本の手にのこっているのは、平和国家であるということだ。これを捨てていくなんて許せない。日本に何も残らなくなる」。と危機感を募らせていた。