12月15日、國學院大學渋谷キャンパスで、第100回箱根駅伝への壮行会と共同会見が行われた。

壮行会では前田康弘監督が「次の100回は全て箱根駅伝に出場して自分たちが主役になる、その足がかりになる第100回大会にしたい。第100回箱根駅伝、一緒に戦いましょう」と挨拶。神道文化学部4年の現役学生で歌手の相川七瀬さんがオリジナル曲「襷をつなげ」を歌い、チームを激励した。

「てっぺん まだ見ぬ赤紫の快進撃」というスローガンをかかげた今シーズンの國學院大學。その中心となるのが4年生で主将の伊地知賢造と、3年生の平林清澄・山本歩夢の「三本柱」だ。

その一人である山本歩夢は、序盤からケガに苦しんだ今シーズンだった。2月に左足を骨折したのを皮切りに左足の故障に苦しみ、トラックシーズンは2戦のみの出場。5000mと1万mそれぞれで自己ベストを更新する底力は発揮したが、故障明けギリギリの状況で駅伝シーズンに入った。「100%の状態で駅伝に出られないのが自分の中で初めてだった」という山本は出雲で4区6位、全日本では2区11位。「悔しさが残るシーズンになった」と振り返る。

「悔しい思いがずっと続いていて、自分の中で沈んでいた時が多かった」山本の支えになったのは同級生・平林の存在だ。「本当にあいつに支えてもらっていることは多くて、全日本で僕があまりいい走りができなかった時、走る前だったのにすぐLINEで『大丈夫?オレ絶対お前の分までやるから』とメッセージを送ってくれて、区間賞の走りをしてくれた。あいつはやる時にはしっかり仕事をする選手なので尊敬するところもある。自分も負けないようにしっかり頑張りたい」と刺激を受けている。

三大駅伝ではまだ区間賞がない山本。本人は「平林もずっと区間賞を獲れていなかったけど先に獲られてしまった。僕もしっかり区間賞を獲ってこの3年目を締められば。出雲・全日本ではチームに貢献できなかったので、箱根駅伝ではしっかり区間賞の走りをしてチームに勢いをつけられる走りをしたい」と意気込む。

「てっぺん」に向かって、三本柱はより太く逞しく伸び続けている。

壮行会では前田康広監督が「次の100回は全て箱根駅伝に出場して自分たちが主役になる、その足がかりになる第100回大会にしたい。一緒に戦いましょう!」と挨拶。神道文化学部4年の現役学生で歌手の相川七瀬さんがオリジナル曲「襷をつなげ」を歌い、チームを激励した。

「てっぺん まだ見ぬ赤紫の快進撃」というスローガンをかかげた今シーズンの國學院大學。その中心となるのが4年生ので主将の伊地知賢造と、3年生の平林清澄・山本歩夢の「三本柱」だ。

「三本柱」の一人である山本歩夢は、序盤からケガに苦しんだ今シーズンだった。2月に左足を骨折したのを皮切りに左足の故障に苦しみ、トラックシーズンは2戦のみの出場。5000mと1万mそれぞれで自己ベストを更新する底力は発揮したが、故障明けギリギリの状況で駅伝シーズンに入った。「100%の状態で駅伝に出られないのが自分の中で初めてだった」という山本は出雲で4区6位、全日本では2区11位。「悔しさが残るシーズンになった」と振り返る。

「悔しい思いがずっと続いていて、自分の中で沈んでいた時が多かった」山本の支えになったのは同級生・平林の存在だ。「本当にあいつに支えてもらっていることは多くて、全日本で僕があまりいい走りができなかった時、走る前だったのにすぐLINEで『大丈夫?オレ絶対お前の分までやるから』とメッセージを送ってくれて、区間賞の走りをしてくれた。あいつはやる時にはしっかり仕事をする選手なので尊敬するところもある。自分も負けないようにしっかり頑張りたい」と刺激を受けている。

三大駅伝ではまだ区間賞がない山本。本人は「平林もずっと区間賞を獲れていなかったけど先に獲られてしまった。僕もしっかり区間賞を獲ってこの3年目を締められば。出雲・全日本ではチームに貢献できなかったので、箱根駅伝ではしっかり区間賞の走りをしてチームに勢いをつけられる走りをしたい」と意気込む。

箱根駅伝の「てっぺん」に向かって、三本柱はより太く逞しく伸び続けている。

取材:文化放送 高橋 将市