ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

写真拡大

グラスノーをレイズからドジャースへ導いたのは大谷翔平

 米大リーグ・ドジャースにトレードで新加入したタイラー・グラスノー投手。新たにチームメートとなった大谷翔平投手の“勧誘メッセージ”に心を打たれて移籍を決めたというエピソードを明かして話題を集めた。さらに大谷との対戦で特大のフライを打たれたことを回顧。「味方になれてうれしいよ」と心から喜んでいる様子だ。

 米カリフォルニア州の地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」が公式X(旧ツイッター)は、グラスノーが同局の番組「アクセス・スポーツネット」にテレビ電話出演した様子を公開。これまでの大谷との対戦を振り返り、マウンドで感じた“恐怖”を冗談交じりに振り返った。

「彼のことはたくさん見てきたし、対戦もしてきた。投げた球を遠くにも飛ばされたし、たまには良い球を投げることもできた。最後に対戦した時、彼はフライを打ったんだ。それが600フィート(約183メートル)くらいの高さまで飛んでね。『これ、捉えられてたらヤバかったな……』って思ったのを覚えているよ。味方になれて良かったよ」

 今年8月19日のレイズとエンゼルスのダブルヘッダー1回戦で、グラスノーは大谷を3打数無安打に封じた。この時のことのようだ。

 また、レイズからのトレード過程で、大谷からドジャース入りを“勧誘”するメッセージが届いたことにについて聞かれると「ビデオを送って来てくれたんだ。『ドジャースと契約してほしい。チームのために本塁打を打つし、来年には君のいる先発ローテに加わりたい』と言うものだった。最高だったよ。朝起きたら送られてきたんだ。クールだったね。かなりのポイントが加算されたよ」と熱弁。心を打たれた様子だ。

 グラスノーは今季レイズで10勝7敗、防御率3.53の好成績を残した右腕。身長203センチという体から投げ込む時速160キロ以上の直球が武器だ。来季は先発陣の中心として活躍が期待されている。

(THE ANSWER編集部)