手でこねない「肉団子」。モヤシとニラを合わせてヘルシーな一品に
いつまでも元気で楽しく過ごすために、食事でとる塩分は気にしたいもの。料理家の藤井恵さんが考案した、減塩でもおいしいレシピを紹介します。蒸し料理なら、塩分ひかえめでもうま味が凝縮されます。
簡単肉団子。お肉の味つけと成形はお箸でOK
肉団子をつくるには、手でこねてさらに丸めないといけないのかな、と思ってしまいませんか? 今回紹介するレシピは、味つけ、成形ともにお箸でOK! これだけで料理のハードルがグッと下がりますよね。さらに、家計に優しいモヤシを使っているのもうれしいポイント。塩分も控えめでヘルシーです。
●ひき肉とモヤシの担々風蒸し
パンチの効いたおいしさで、家計にも優しい一品。肉の下味に使った香味野菜やラー油がうま味を引き出します。
材料(2人分)
豚ひき肉(モモ) 200g
モヤシ 1袋
ニラ 1束
A[酒 大さじ2、練り白ゴマ 大さじ1/2、しょうゆ 小さじ2、ニンニク、ショウガ(各すりおろす) 各小さじ1、ラー油 小さじ1/2]
【つくり方】
(1) ニラは4cm長さに切る。
(2) ボウルにAを混ぜ合わせ、ひき肉を加えて箸で混ぜる。
(3) フライパンにモヤシを広げ入れ、(2)、(1)をのせる。フタをして中火にかけ、ふつふつとしてきたら7〜8分蒸し煮にする。器に盛り、好みでラー油(分量外)をかける。
<減塩ポイント>
ひき肉にだけ味つけをして肉のうま味を引き出すと、しょうゆの量をひかえても物足りなさを感じない。
[1人分221kcal、塩分1.0g]
藤井恵さんの『適塩でごはん革命 塩分ひかえめでもとびきりおいしいレシピ』(扶桑社刊)が発売中。余分な塩分をカットした“適塩"のレシピがだれでも簡単においしくつくれる一冊です。