50代ともなると家族の形が変わり、食事がバラバラになったりして、食材を余らせることも。もっとムダなく、おいしく、ラクな食事づくりをしませんか? 元祖・節約主婦として知られ、カウンセラー・エッセイストとして活躍する若松美穂さんが、「食卓の工夫」について教えてくれました。

食材をムダにしない!元祖・節約主婦の小さな工夫5つ


最近では家族がそれぞれのリズムで生活をすることが増え、食事をつくる機会が減っています。ただ、「家事をしない=いいこと」とばかりはいえないと感じることも。

【写真】余った青ジソは「漬ける」。ご飯をくるむと最高においしい!

頂戴したものや買った食材は無駄にせずいただきたいですし、自分も家族も食事をつくれば食べるんです。逆に食事をつくらなければ、適当にすませてしまうことが続くということに気がついて……。最近は意識して、食事をつくる時間をもつようにしています。

 

●1:「オイスタソース+お酒」で炒め物がおいしくなる

野菜とお肉の炒め物は、調味料を混ぜて味を工夫。オイスタソース+お酒にすると簡単です。料理が苦手な母も、この組み合わせは失敗なく、安心して使うことができるようです。

わが家はオイスターソースをよく使うので、コストコでビッグサイズを購入。

 

●2:自宅ランチを「お弁当」に。朝のうちに準備ができてラク

また、あえてランチなどの食事を「お弁当」にしておかずを詰めるのも、料理をつくる理由になると気がつきました。…とはいえ、毎日つくる! とか義務にはしたくないので、食材があるときに無駄にしないようにつくるという感覚。

あるものを詰めるだけのお弁当ですが、朝のうちに自宅にいる人の昼食の用意ができるのは気楽です。

 

●3:食べきれないシャインマスカットは「冷凍」で楽しむ

シャインマスカットは、食べきれないとき、取っておきたいときに、冷凍すると長くもちます。
1つずつ房から切り離し、ジッパーつきの袋に平らに入れるか、キッチンタオルを敷いた保存容器に入れて冷凍します。

 

食べる前に、少しの間常温におくか流水にさらすと、シャリシャリしてシャーベット感覚で楽しむことができ、家族には好評です。

●4:余った青ジソは「漬け」で最高においしい

余りがちな青ジソの葉は、おいしい食べ方を教えてもらいました。

 

青ジソをゴマ油と麺つゆにつけるだけ。少量でもできるのがいい所です。

 

それでご飯をくるんで食べると、最高においしい。さっぱり感が食欲をそそり、ハマっています。

 

●5:使いきれない野菜は「漬物」に

使いきれない野菜は雑でも大丈夫なのでカットして、悪くなる前にジッパーつきの袋に入れ、浅漬けの素を入れて漬物にしておきます。

ゴーヤは炒め物より漬物にするとわが家では人気。苦味がいいアクセントになり、皆よく食べます。