Windows 7/8からWindows 10/11への無償アップグレードが終了
Microsoftが、Windows 7/8からWindows 10/11へのアップグレードを終了したと発表しました。ただし、Windows 10からWindows 11へのアップグレードは引き続き可能です。
Windows Ends Installation Path for Free Windows 7/8 Upgrade
https://devicepartner.microsoft.com/en-us/communications/comm-windows-ends-installation-path-for-free-windows-7-8-upgrade
Windows 11: Aktivierung mit altem Windows 7 / 8.1 Key bzw. Upgrade von Win 7 / 8.1 auf 10 nicht mehr möglich - Deskmodder.de
https://www.deskmodder.de/blog/2023/09/28/windows-11-aktivierung-mit-altem-windows-7-8-1-key-bzw-upgrade-von-win-7-8-1-auf-10-nicht-mehr-moeglich/
You can no longer activate new Windows 11 builds with Windows 7 or 8 keys - Neowin
https://www.neowin.net/news/you-can-no-longer-activate-new-windows-11-builds-with-windows-7-or-8-keys/
MicrosoftはWindows 10を発売した2015年に、Windows 7/8からWindows 10に無償アップグレードできる期間を1年設けました。このアップグレード期間では、Windows 7/8からWindows 10へのアップグレードだけではなく、それまでリリースされたライセンスキーを使って最新版のWindowsをアクティベートすることも認められていました。
今すぐ無料でWindows 7からWindows 10にアップグレードする方法まとめ - GIGAZINE
この無償アップグレード期間は2016年7月29日に終了したはずでしたが、実際は2016年8月以降もWindows 7/8からWindows 10への無償アップグレードが一部継続されていました。無償アップグレードが残されていたのは、Windows 10の普及率を考慮した結果だとされています。
Windows 10への無償アップグレードキャンペーンはなぜまだ続いているのか? - GIGAZINE
しかし、Microsoftが「MicrosoftによるWindows 10/11への無償アップグレードのオファーは2016年7月29日に終了しました。Windows 7/8で無償アップグレードを入手するためのインストールパスも削除されました。Windows 10からWindows 11へのアップグレードは引き続き無料です」とDevice Partner Centerで2023年9月20日に発表したことを、ドイツのブログ・Deskmodder.deが取り上げました。Deskmodder.deによると、Windowsのライセンスキーのアクティベーション方法に変更が入っており、Windows 7/8のライセンスキーだと正規の方法ではWindows 10/11をアクティベーションできなくなったとのこと。
記事作成時点だと、Windows 7/8の未使用ライセンスキーであればWindows 10/11をアクティベーション可能だそうで、IT系ニュースサイトのNeowinは「未使用のWindows 7ライセンスでWindows 11 バージョン22H2のアクティベーションに成功した」と報告しています。
しかし、記事作成時点で最新のWindows 11 Canaryビルドでは、Windows 7の未使用ライセンスキーが拒否されたとのこと。このCanaryビルドはバージョン24H2として導入されるものであると考えられるので、将来的にはたとえWindows 7の未使用ライセンスキーであってもWindows 11のアクティベーションはできなくなるとみられます。