デカ盛り×スポーツ観戦が同時に楽しめる渋谷のスポーツバーが人気のワケ。「メガ盛りナポリタン」を食べてみた

2023年10月1日 10時49分

食楽web

●スポーツバーの旨いメシを調査。盛りが良くて旨いと噂の『Fields』に行ってきた！

　世界陸上やバスケは終わったけれど、10/3はバレーボールで日本対チュニジア、10/4は日本対トルコ、10/8はラグビーW杯の日本対アルゼンチン戦、さらに10/8までは第19回アジア競技大会でサッカーやバスケ、卓球など様々な競技が行われるなど、今年は大きなスポーツイベントが目白押し。

　だから好きな競技や推しの選手の活躍を、大きなモニターで、みんなで盛り上がりながら観戦したい！　それならスポーツバーでしょ！　ということで今回向かったのは、渋谷にある『スポーツバーFields』。メキシコ料理やお酒が楽しめる、スポーツバー＆メキシカンのお店です。

赤い椅子やテーブルが印象的な店内。あと、メキシコの骸骨オブジェもインパクト強め！

　実はこの店、ランチタイム限定で「ナポリタン」が700円、しかもデカ盛り、メガ盛りが追加料金なしでオーダーできる！　ということで、どんなデカ盛りなのか調査です。

　渋谷の駅から徒歩5分圏内で、ドリンクセットつけて1000円以下はかなり良心的価格。しかもメガ盛りにできるって、デカ盛り好きにはたまりません。

店頭にあるランチメニュー。16時ラストオーダーなのもありがたい！

　席につき、早速「ナポリタン」（700円）をメガ盛りで注文。出来上がるのを待ちます。店内はカウンター席、テーブル席、ソファ席などがあり、一人でも気軽にフラッと入りやすい雰囲気。しかも、14時過ぎだからなのか、女性の一人客が多めでした。

　そして、男性客は、胸板厚め、ガタイがいい人多め。これは、スポーツをしている人？　体を使った仕事をしている人？　お店の人と会話をしつつ、食事を楽しんでいるのを見ると、おそらく常連だと思われます。スポーツバーだから、何らかのスポーツをしている人も多いのかも？　いわゆる渋谷の若者とか観光客といった一見さんではなく、常連さんが多そうな雰囲気です。

重量581g！スポーツバーのランチ限定メガ盛りナポリタン

「ナポリタン（メガ盛り）」700円

　待つこと数分。テーブルにきた「ナポリタン（メガ盛り）」を早速計測です。器のサイズは22cm四方、高さは約5cm、重さは581g（器の重さを除く）。なぁんだ～581g。と思ったんだけれど、いざ食べ始めると、濃厚ケチャップソースで一口の満足度が高め。だから、ゴハン＋おかずの581gや醤油ラーメンの581gよりドスっと来るので、食べ応えは体感1kgレベルでした。

　ボリューム的には攻略しやすいメガ盛りだけれど、できればサラダセット＋150円も一緒に注文して、口の中をリセットしつつ味わうのがおすすめです。

見た目以上に美味さがガツンとくる「ナポリタン」。ランチタイムでほぼ全員が注文する人気メニュー

「並でパスタ200g、メガ盛りでパスタ400gなんですよ」と話すのはこの店のオーナーの田中守さん。気さくな雰囲気のイケおじです。

「1日でランチに大体80～100人が来店して、95％は男性。ほぼ男性の店だね。若いサラリーマンが、がっつり食えるように出してやろう、と思ったのがきっかけ。だから並・デカ盛り・メガ盛り全て料金が一緒なんだよ」とのこと。たまたま14時過ぎに来たから女性率が高かったけれど、12時～14時は、渋谷で働く男性が、リーズナブルな価格でお腹いっぱいになれる、ということなんですね。

43度のテキーラにタコスでメキシカン！　一気に飲んだら大変～

テキーラの「ドン・フリオ　ブランコ」800円、「ドン・フリオ・アニョホ」1300円、「タコチップスセット」800円

　スポーツ観戦時におすすめのスナックとお酒を聞いたところ、出てきたのがこれっ！　ボトルが骸骨のインパクト強すぎなテキーラ2種とサルサ、チリコンカン、ワカモレ3種のディップがついたタコス。さすがメキシカンの店、インパクト強すぎ！

　そしてワイングラスで出てきたテキーラには、塩とライムが添えられています。ということで、これはテキーラの本場風の飲み方（手の甲に塩乗せて、舐めたら一口、そしてライムを齧る）で乾杯。一気に喉がカーッと熱くなります。「確か43度ぐらいかな？」とオーナー。「だから、注文したお客さんには、舐めるように飲んでね、と言ってるんだけどね」とニッコリ。確かにこれ、舐めるように飲むべき。観戦で盛り上がってとかで一気に煽ったら大変！

「『ブランコ』はその名前の通り、白、透明感のある若いテキーラで、『アニョホ』はやや褐色で、長く寝かせたテキーラ。だから香りが豊かなんだよね」。確かに飲み比べてみると（というかなめ比べてみると）、『ブランコ』の方はフレッシュな味わい、そして『アニョホ』の方はより熟成されたまろやかな味わいでした。