【青髪のテツ】りんごを100パー堪能するなら「輪切り」で“皮ごと”が最強！選び方とオススメ品種もご紹介♪
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ようやく涼しくなってきましたね！スーパーでは、お盆をすぎると一気に秋の売り場に変わり、果物売り場ではりんごや梨、ぶどうやいちじくなどの秋の果物が増えてきます。
その中でも特に人気なのが「りんご」。1個あたりの単価が安く、味も良いのでよく売れてくれます。
りんごは「輪切り」で、皮ごと中心部ギリギリまで食べて～！
ところで、みなさんはりんごを食べる際に「皮」を剥いていますか？
りんごの皮には、食物繊維やポリフェノールなどの栄養素がたっぷり含まれているので、捨てるのはかなりもったいないことなんです。
りんごの皮は食べても問題ありません。表面がツヤツヤしているものもあり、ワックスや農薬だと間違える方もいますが、あれはりんご自身から生成される天然成分。よく見かける品種だとジョナゴールドは比較的多くその成分を生成する傾向にあります。
ただ、皮を剥くと口当たりはよくなるので、食感を追求して食べたい方は皮を剥いて食べる、栄養を丸ごと摂取したいなら皮ごと食べるなど、気分に合わせて食べ方を変えてみるのはいかがでしょうか。
もし、りんごを皮ごと食べるときは、「輪切り」にする方法がおすすめです。
芯や種がある中心部分ギリギリまで食べることができるので、捨てるところが少なく、食べやすいですよ！
皮の風味を楽しみつつ、身の甘い部分もしっかり堪能できます。ぜひ試してみてくださいね。
青果のプロ直伝！おいしい”赤りんご”の選び方
りんごといえば、スーパーでよく見かけるのは表皮が赤い「赤りんご」ですよね。今回は、鮮度がよくおいしい赤りんごを見分ける際のポイントをご紹介しますね。
①果皮にハリがある
最初に「皮の状態」に注目しましょう。
りんごは果物の中では比較的傷みにくい方なのですが、果皮にシワがあるものは収穫からかなり時間が経っている証拠です。皮にハリ、ツヤがあるものを選びましょう。
②軸が太い
次にりんごの「軸」に注目しましょう。
りんごは軸を通して木の養分を受け取り蓄えるのですが、軸が太い方が、より多く養分を受け取れるので甘くておいしいりんごになると言われています。
りんごは軸をよくみて、なるべく太いものを選ぶといいですよ。
③お尻が黄色い
次のポイントは「お尻」。お尻がまだ緑色をしているりんごは未熟な証拠です。赤りんごの場合は、黄色やオレンジ色をしているものが完熟していて糖度が高い証拠です。
④ずっしり重い
最後にりんごの「重さ」を確認しましょう。
品種にもよりますが、基本的には大きすぎない、中玉のりんごが1番味が良いのですが、その中でもとくにずっしりと重いものは果汁がたっぷり入っていてジューシーでおいしいのでおすすめです。
青髪のテツ★イチ推しりんごは…？
わたしのお店で人気のある品種は、赤りんごなら『サンふじ』『ふじりんご』『シナノスイート』がよく動きます。
青りんごなら『王林』『トキりんご』『シナノゴールド』などが人気。でも、基本的には赤いりんごの方がよく売れています。
『サンふじ』はとても蜜が入りやすい品種です。『王林』は香りがとてもよく、甘味が強く、食感は少し柔らかめの品種です。
どれも1個100円前後と安価で、時期になるとどこのスーパーでも販売されている品種なので、ぜひ食べ比べてみてお好みの品種を見つけてください。
わたしが個人的に好きな品種は赤りんごなら『おいらせ』という品種です。蜜が入って香りもよく、サクサクとした歯触りと強い甘味を感じられて、とても味の良い品種だと感じました。
りんご『おいらせ』（画像出典：フォトAC）
青りんごは『ぐんま名月』という品種がイチ推しです。こちらは10月下旬に出回る品種で、青りんごにしては珍しく蜜入りで、甘味が強くて食感もほどよく、とてもおいしい品種です。
りんご『ぐんま名月』（画像出典：フォトAC）
以上、りんごの食べ方、選び方、オススメ品種のご紹介でした。
「りんごが赤くなると医者が青くなる」と昔から言われるくらい、栄養豊富で身体に良い果物です。実はわたしは最近りんごアレルギーになってしまい、多く食べることができなくなってしまったのですが、みなさんにはぜひ、わたしの代わりにたくさん食べて健康になってもらえたらうれしいです。
