「サムシング センスフル」は、isutaが見つけた“センスの光るモノ”をシェアするシリーズ。

想いのこもったコンセプト、こだわりの詰まった機能性、ひねりの効いたデザインなど、どこか“センスフル”な要素を感じるプロダクトを、ひとつずつご紹介していきます。

RIN KAMEKURAの「Ear cuffs no.2」



耳たぶにピアス穴が開いていない人や、イヤリングの装着に痛みを感じる人、あるいは既存のイヤアクセと合わせてもうワンポイント追加したいときに重宝する「イヤカフ」。

「RIN KAMEKURA(リン カメクラ)」の「Ear cuffs #2」(税込6380円)は、ゴツゴツしたフォルムが特徴的なアイテムです。

ブランドがスタートした初期の頃、ディレクターの亀倉琳さん自身が毎日着けたいものを考え作ったうちのひとつなんだそう。

肩肘張らず、自然と垢抜けるジュエリーって貴重かも



少しいびつでナチュラルな見た目は、ひとつ着けるだけサマになる潔さ。まるで川辺で拾ってきた特別な石のような魅力が漂います。

素朴で無骨だからこそ、コーデやメイクをビシッと決めたよそ行きのタイミングだけでなく、リラックスしたすっぴんの顔にも不思議と好相性。

すごく気張って背伸びしているわけではなく、なんだかちょっと垢抜けていておしゃれ。そんなふうに見せたいときにうってつけですよ。



あえてきれいめなピアスやイヤリングと合わせて、異なるテイストのMIX使いを楽しむのは上級テクニック。

イヤカフ自体がシンプルだから、意外とさまざまな組み合わせを楽しめます。存在感はあるけれど、いつの間にか着けているのを忘れてしまうような、“装着時の違和感のなさ”もポイントです。

シルバー925素材を示す刻印&梱包にも注目



「Ear cuffs #2」の素材はシルバー925。内側にはきちんと「SV」の刻印が施されているんです。



RIN KAMEKURAでお買い物をすると、商品は紺色の小さな箱に入って届きます。フタの裏に書かれているのは、日付や素材名。

まるで商品の保証書のようにも感じられて、購入した思い出ごと大事に取っておきたくなりますね。

何十年後も使い続けたい、定番アイテムに



「Ear cuff #2」の愛用者の年代は、20代から70代までとっても幅広いんだそう。

余計な装飾のないシンプルなフォルムとデザインで、“頑張っている感”なく耳元にワンポイント足すことができるから、年齢を問わず自然に着用できるのかもしれません。

サイズは少しタイトめ。今後はもうワンサイズ大きいものを展開予定とのことなので、そちらも併せてチェックしたいですね。

RIN KAMEKURA「Ear cuff #2」


 


About「RIN KAMEKURA」
金工作家でイラストレーターの亀倉琳さんが手がけるブランド。
以前からおこなっていたという制作活動から転じて、2021年4月にブランドとしての体制をスタートしました。

現在はデイリーユースできるものからオブジェのような存在感を持ったものまで、幅広いアクセサリーを展開しています。そのほか、オブジェを作ったりイラストを描いたりすることも。

創作のベースとなっているイメージは、それを手にした人にとって“おまもり”となるような、想いをのせられるもの。
亀倉さん自身、幼少期から手の中におさまる程度の小さなものを自分の“おまもり”にすることが多くあったそう。小学生の頃、下校中に拾った小石のようなものを握っていたタイミングで友人からそれを指摘され、“おまもり”への思い入れの強さを自覚したといいます。
それ以降「おまもりとは何か」ということを漠然と考えるように。

通常は東京都内のアトリエで創作活動をおこない、作品は自身のオンラインショップで販売するほか、不定期でポップアップを開催。
小さなジュエリーから始まった制作活動も、少しずつスケールを大きくしながらその幅を広げています。