掲載:THE FIRST TIMES

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■「どこまで本編で使われているのかどうか含めて楽しみですね(笑)」(二宮和也)

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10月6日に公開される映画『アナログ』より、二宮和也演じる主人公・悟の恋を応援する親友・高木(桐谷健太)と山下(浜野謙太)の様子を捉えた本編映像が解禁となった。
行きつけの喫茶店“ピアノ”で、携帯電話を持たない謎めいた女性・みゆき(波瑠)と偶然出会い、運命の恋に落ちた悟。互いの連絡先を交換せずに“週に1度、木曜日にピアノで会いましょう”という約束を交わし、ふたりはかけがえのない時間を積み重ねる。

今回解禁となった映像は、焼き鳥屋でみゆきに想いを馳せる悟に、幼なじみで親友の高木(桐谷健太)と山下(浜野謙太)が茶化しつつも、激励を送るシーン。

このシーンの撮影は初日に行われ、3人は初めて顔を揃えたのだが、初日の撮影とは思えないほど、息はぴったり。それでも「昔からの幼なじみとしてはまだ微妙にかみ合っていない」と感じたタカハタ秀太監督は、台本にない余白の芝居に10分以上カメラを回し続けたという。超自由演技でアドリブばかりとなったが、3人は終始楽しそうな様子で、ゲラゲラ笑い合いながら、酒の席ならではの男同士の話題で大盛り上がり。これにより現場の空気はさらに柔らかくほどけ、撮影の合間もナチュラルに談笑する姿が見られるようになった。

監督は悟と親友ふたりのシーンについて、「3人のバランスもとてもよかったです。桐谷さんがなんとなく場を回していた感じもありつつ、それをのらりくらりかわす二宮さんと、ハイテンションで受けてくれる浜野さん。あの初日の撮影で、3人がそれぞれの役をしっかり掴んでくれたように思いますね。3人ともスキルが高い人たちなので、撮影を楽しんでくれていたと思います」と、絶妙なバランスがあったからこそ、自然体な姿が撮影できたと語った。

また、悟を演じた二宮も、「どこまで本編で使われているのかどうか含めて楽しみですね(笑)。観る方たちがどういった印象を受けるのかというのは楽しみなところではあります」と、桐谷、浜野との超アドリブシーンについて振り返っている。


映画情報
『アナログ』
10/06(金)全国公開

出演:二宮和也 波瑠
桐谷健太 浜野謙太 / 藤原丈一郎(なにわ男子)
坂井真紀 筒井真理子 宮川大輔 佐津川愛美
鈴木浩介 板谷由夏 高橋惠子 / リリー・フランキー

監督:タカハタ秀太
原作:ビートたけし『アナログ』(集英社文庫)
脚本:港岳彦
音楽:内澤崇仁
インスパイアソング:幾田りら「With」

<STORY>
手作り模型や手描きのイラストにこだわるデザイナーの悟。携帯を持たない謎めいた女性、みゆき。
喫茶店「ピアノ」で偶然出会い、連絡先を交換せずに「毎週木曜日に、同じ場所で会う」約束をする。
2人で積み重ねるかけがえのない時間。
悟はみゆきの素性を何も知らぬまま、プロポーズする事を決意。
しかし当日、彼女は現れなかった。その翌週も、翌月も…。
なぜみゆきは突然姿を消したのか。彼女が隠していた過去、そして秘められた想いとは。
ふたりだけの“特別な木曜日”は、再び訪れるのか--。

配給:東宝 アスミック・エース
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映画『アナログ』作品サイト
analog-movie.com