Nothing Technology、5Gスマホ「Nothing Phone (1)」に最新OS「Nothing OS 2.0」を提供開始!Android 14へもアップデート予定
5Gスマホ「Nothing Phone (1)」に最新OS「Nothing OS 2.0」を提供開始! |
Nothing Technologyは28日(現地時間)、同社が展開する「Nothing」ブランドにおける初のスマートフォン(スマホ)「Nothing Phone (1)」に独自ユーザーインターフェース(UI)「Nothing OS」の最新バージョン「Nothing OS 2.0」を2023年8月28日(月)より順次提供開始するとお知らせしています。
なお、Nothing OS 2.0は当初、Android 13をベースにしていますが、すでにNothing Phone (1)には次期プラットフォーム「Android 14」のベータ版が提供開始されており、Android 14へのOSバージョンアップを予定しているため、Android 14の正式版リリース後にAndroid 14ベースでNothing OS 2.0が提供される見込みとなっています。Nothing OS 2.0による改善点は以下の通り。
ホーム画面のカスタマイズが可能に
・Nothing の個性を前面に打ち出した、新しいビジュアル アイデンティティにアップグレード。
・アイコンラベルを隠すオプションをサポートし、ランチャー・グリッドのレイアウトを更新。
・レイアウトやカバーの変更など、フォルダをカスタマイズする選択肢がさらに豊富に。
Nothing ウィジェット
・以下のウィジェットのデザインを更新しました:時計、天気、クイック表示。
・新しくなったクイック設定ウィジェットから、さらに手際よくスマートフォンが設定できます。
・ウィジェットが、ロック画面やアンビエント表示 (AOD) から利用可能になりました。
Glyph Interface
・大事な通知を見逃さない新機能、Essential Glyph Notification。特定のアプリや連絡先をあらかじめ設定しておくと、スマートフォンのロックを解除するまで Glyph Interface がライトで通知します。これまで逃してきた大事な通知も、これからは点滅するライトを見るだけで伝わります。
・Glyph がトーチとして使えます。トーチのクイック設定タイルを長押しすると、Glyph Interface 全体がライトアップします。
アプリの新機能
・クローンアプリを使えば、ログアウトすることなく同じアプリを複数のアカウントで操作できます。
・アプリロック機能は、アプリを開けようとしても堅牢なセキュリティでアクセスをロックします。
その他の改善点
・輝度の自動調整機能の強化。
・基本機能をいくつも強化し、Phone (1) をさらに使いやすくなるよう最適化しました。
Phone (1) users, we see you. It's your turn now.
— Nothing (@nothing) August 29, 2023
As of 28 August, we have started rolling out Nothing OS 2.0 to your devices. Packed with exciting new features, enhanced customisation, and improved functionality.
A new chapter for our first smartphone to market. pic.twitter.com/ncNlKE3R5F
Nothing Phone (1)は発売前に全世界で20万台以上の先行予約待ちとなり、StockXにて100台限定でオークションを行った際に最高額は3000ドルで落札されるなど、ここ数年で最も期待されたハイテク製品の1つとなっており、当初から日本でも発売されることが案内されており、昨年7月に正式発表されました。
特長は背面に「Glyph Interface(グリフインターフェイス)」と呼ばれる仕組みのLEDライトを備え、通知や充電など状況に合わせてが光るようになっており、光り方はさまざまなパターンに合わせて設定でカスタマイズできるようになっており、OSにはAndroid 12ベースの独自ユーザーインターフェース「Nothing OS」を搭載しています。
これにより、プリインストールアプリを極力少なくし、AIによるアプリ制御と合わせ、快適に使え、3年間のOSバージョンアップに加え、4年間のセキュリティーパッチ(2カ月ごと)の提供を保証しています。サイズは約159.2×75.8×8.3mm、質量は約193.5g。生活防水・防塵(IP53)に対応。
主な仕様は約6.55インチFHD+(1080×2400ドット)フレキシブル有機ELやQualcomm製「Snapdragon 778G+ 5B Mobile Platform」、4500mAhバッテリー、急速充電(33W)、ワイヤレス充電「Qi」(15W)、ワイヤレスリバースチャージ(5W)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、NFC Type A/B、指紋認証、顔認証、nanoSIMカード×2など。カメラは以下の構成。
<フロントカメラ>
・1/3.1型の約1600万画素CMOS(Sony製「IMX471」)/広角レンズ(F2.45)
<リアカメラ>
・約5000万画素CMOS(Sony製「IMX766」)/広角レンズ(F1.88、焦点距離24mm、OIS、EIS)
・約5000万画素CMOS(Samsung製「JN1」)/超広角レンズ(F2.2、画角114°)
携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。その他の詳細な製品情報は『Nothing Technology、初スマホ「Nothing Phone (1)」を正式発表!独創的な光るバックパネル搭載。日本では6万9800円で8月に発売 - S-MAX』をご覧ください。
5G NR: n1, n3, n5, n7, n8, n20, n28, n38, n40, n41, n77, n78
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 18, 19, 20, 26, 28, 32, 34, 38, 39, 40, 41, 66
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VI, VIII, XIX
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
OSは発売時にAndroid 12ベースのNothing OS 1.0がプリインストールされており、その後にNothing OS 1.1などの何度か更新があった後、現在はAndroid 13ベースのNothing OS 1.5が提供されています。またさらにAndroid 14の開発者向けプレビュー版として「Android Beta Program」に参加しており、Android 14のベータ版も提供されています。
そうした中で今回、Nothing OS 2.0が今年8月末までに提供されることが案内されました。なお、同社では2023年はソフトウェアの年だとしており、Nothing OS 2.0はビジュアルアイデンティティーに関するより多くの要素が新たに導入され、意図的な消費にフォーカスされていると説明されています。
Software support is very important to us. Nothing OS 2.0 will be coming to Phone (1) users by the end of August.
— Carl Pei (@getpeid) June 13, 2023
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2022-08-19
記事執筆:memn0ck
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