GACKT&二階堂ふみがW主演を務める、映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』(11月23日公開)の新キャスト、およびキャラクター動画が16日、公開された。

映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』

同作は『パタリロ!』などで知られる魔夜峰央が1982年に発表した作品で、2015年に復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、大反響を呼んだ。埼玉県民が東京都民からひどい迫害を受けている世界で、東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂)と、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(GACKT)の活躍を描く。

新キャスト第2弾として、関西の解放戦線メンバーが明らかに。堀田真由(滋賀県出身)が演じるのは、舞子姿で京都に潜む滋賀解放戦線員・近江美湖(おうみ みこ)。桔梗魁(杏)とともに故郷・滋賀の通行手形を撤廃するため、京都で偵察を行っている。忍者発祥の地とされる滋賀県ならではの装いに、ゲジゲジ眉毛が印象的なキャラクターとなる。

野性爆弾のくっきー!(滋賀県守山市出身)は、近江美湖の兄で滋賀解放戦線員の近江晴樹(おうみはるき)を演じ、妹とともに滋賀解放へ向け暗躍。高橋メアリージュン(滋賀県大津市出身)は、かつて滋賀解放戦線を率いた滋賀のジャンヌダルク、さらに天童よしみ(和歌山県田辺市出身)は和歌山解放戦線員役でステージさながらの豪華絢爛な衣裳を身にまとう。また滋賀解放戦線員としてダイアンの津田篤宏(滋賀県出身)、和歌山の姫君役としてトミコ・クレア(サンフランシスコ出身)の出演も決定した。

キャラクター映像第2弾と、近江美湖、近江晴樹、滋賀のジャンヌダルクのキャラクターポスターも公開。映像は、滋賀のオスカルこと桔梗魁が「お前たちー!準備はええなー!!」と鬼気迫る表情で群衆を鼓舞するシーンからスタートし、同じく滋賀解放戦線の美湖と晴樹が映し出される。美湖は京都に潜伏中なのか舞妓の白塗りでも隠し切れないゲジゲジ眉毛を「へ」の字に曲げ「同じ琵琶湖の水で生きてるのに、どうして我々だけ虐げられなあかんのか…」と儚い表情を見せ、晴樹は「琵琶湖には117本もの川の水が流れ込んでます」と「琵琶湖の水を止める」と宣言した麗を諭しているのか不安げな様子が伺える。

そして美しい甲冑を身に着けた滋賀解放戦線の初代リーダー・滋賀のジャンヌダルクと和歌山の観光名所・元嶋神社の海上鳥居を思わせる場所で天を仰ぐ和歌山解放戦線員、日本全土を大阪化”しよう迫りくる嘉祥寺晃の姿も。各県から強烈なキャラクターが参戦することとなった。

○堀田真由 コメント

前作『翔んで埼玉』を観て、続編があればぜひ出演したいと思っていたので、本当に嬉しいです。まさか滋賀をこんなにもメインに取り上げてもらえるなんて、滋賀県民として誇らしいです。私が演じた美湖は滋賀のために奮闘する姿が、健気でとても可愛らしいキャラクター。個性的なゲジゲジ眉毛がチャームポイントです(笑)。作中には関西人なら「あるある〜」と思うようなものや、滋賀県民しか知らないようなとってもコアな内容までたっぷりと盛り込まれています。

滋賀県民代表として全国の皆さまに自慢できる、郷土愛たっぷりの作品になっています。ぜひ映画館でご覧ください。

○くっきー!(野性爆弾) コメント

滋賀の代表になったような気がして嬉しいです。滋賀を背負って今もずっと仕事してるんで。僕があっての滋賀だし、滋賀があっての僕だから。でもこれだけは言わせてもらいますけど、監督の中でどういうイメージなんですか滋賀って?全然ちゃいますよ。藁でできた家ないですよ。うちもちゃんと普通の一軒家やし、あとこんな格好の奴おらんし。けど滋賀の変なところも描いているので、逆に滋賀の人は喜んでもらえるんちゃうかな。おいおい!そこの中坊!お前観ねえとな、でっけぇ古タイヤで頭ぶっ叩いてやるぞコノヤローお前!観ろ、ほら。行け!早く映画館に、行けよ!

○高橋メアリージュン コメント

前作「翔んで埼玉」の大ファンなので、続編に出演することができて、とても嬉しいです。しかも地元の滋賀にスポットを当ててもらえるなんて…! ものすごくイジられてますが。けど滋賀県民の皆さんはもうイジられ慣れていると思うので、面白がっていただけるんじゃないかな?と思ってます。ちなみに私は台本を読んで爆笑しました(笑)ジャンヌダルクのような役を演じてみたかったので、まさか【滋賀のジャンヌダルク】のお話しをいただけてとても驚きました。イメージしていたものとは違いましたけど(笑)。

とても楽しい映画になっているので、ぜひ映画館でたくさん笑ってください!

○天童よしみ コメント

素晴らしいスタッフ、キャストの皆様によって、本当に素敵な作品が生まれたと思います。故郷である和歌山の一員として出演でき、とても嬉しいです。私の衣裳を見た共演者の方からは、「それ私服やろ!」なんて言われましたが、和歌山解放戦線員として誇りを持って、立ち向かわせていただきました。

撮影現場で一番衝撃的だったのは、やっぱりGACKTさんが演じる麗様のオーラです。近くにいるとクラっとします。

キャラクターもスケール感も前作から、さらにパワーアップしています。大迫力の映画になっていますので、是非劇場でご覧ください!



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