ブルージェイズ戦の第1打席で2戦連発となる39号を放ったエンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】

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ブルージェイズ内野手チャプマンがシュナイダー監督に抗議?

 米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、初回の第1打席で2試合連続、本塁打王争い独走の39号ソロを放った。前日の敵地タイガースとのダブルヘッダー第1試合で1安打完封、第2試合で2打席連発、さらに移動を挟んで、この日の初打席初球を初スイングで豪快アーチを炸裂。本塁打ペースはついに60発に到達した。この後のブルージェイズベンチ内で大谷と勝負させた監督に対し、選手が抗議したのではないかとにわかに話題になっている。

 指摘されたのは大谷が39号本塁打を放った初回表終了後のブルージェイズベンチ内。三塁手として出場したチャプマンがシュナイダー監督に詰め寄り、何やら強い口調で言葉をぶつけているように映る。これが現地放送局などで、大谷と勝負したことに対する抗議ではないかと報じられている。

 ツイッター上でもブルージェイズの地元カナダメディア「ザ・スコア」のジョシュ・ゴールドバーグ記者は、実際の動画を添えて「チャップマンはショウヘイに勝負に行ったことがお気に召さなかったようだ。シュナイダーに対して『あのチームでヤツが唯一の打てる選手じゃないか』と言っているように見える」と口の動きから内容を推測した。米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」公式ツイッターも「『なんでヤツに対して投げたんだ? このチームで唯一の打てる選手じゃないか』ショウヘイ・オオタニの本塁打後のマット・チャップマン」と伝えた。

「ジョムボーイ・メディア」の投稿には「監督にこんなこと言っちゃうの?」「彼は間違っていないけどね」「チャップマンの態度が好きだ」「マジかよ」「実際、彼は正解だけどね」「なんて負け犬だ」との声が寄せられた。

 チャプマンは直後の2回に同点ソロを放っており、大谷に打たれた先発ガウスマンを救った。

(THE ANSWER編集部)