取材に応じたパイレーツのデレク・シェルトン監督【写真:小谷真弥】

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シェルトン監督「球界屈指の選手だ。プレーをしっかりと実行しないと」

エンゼルス ー パイレーツ(日本時間22日・アナハイム)

 エンゼルス大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地のパイレーツ戦で「2番・投手」で投打同時出場する。デレク・シェルトン監督は「球界屈指の選手だ。おそらく最近の80年間でプレーしてきた他の誰とも違う選手でもある。こちらとしてはプレーをしっかりと実行しなくてはならない。非常にいい選手が相手だからだ」と目を丸くした。

 大谷がリーグの違うパイレーツ戦で登板するのはメジャー初めてだ。しかもリアル二刀流での対戦となる。シェルトン監督は「投手相手の場合、こちらは反応するだけだ。球種は試合に臨む段階で分かっている。だが打者の場合は、どういう配球をするのか、打席での彼に対してどうするのかは、試合の状況次第となる」と語った。

 パイレーツはここ10試合で8敗と元気がなく、ナ・リーグ中地区最下位と低迷中。チーム再建中の若いチームだ。「球界屈指の投手が相手であることは明白なので、ゲームプランに沿うことが重要だ。どの球に対して振るかは、こちらに主導権があるということを忘れてはならない」とチーム一丸で臨む考えだ。(小谷真弥 / Masaya Kotani)