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 昨季フランス1部リーグ・アンで旋風を巻き起こしたRCランスだが、この夏はロイス・オペンダに続き、主将セコ・フォファナも失うこととなった。欧州中から注目を集めていた28歳のMFだが、クリスチアーノ・ロナウド要するサウジアラビア1部、アル・ナスルと2026年までの3年契約を締結。2020年にウディネーゼから移籍金850万ユーロで獲得していたランスは、今回は移籍金2500万ユーロを手にすることになった。

 在籍3年間でリーグ・アン通算135試合に出場し18得点12アシスト、いままさに絶頂期にありクラブではこれからチャンピオンズリーグの舞台での戦いが控えるランスのプイユ代表は、「この3年で輝きを解き放ち牽引してくれた模範的なキャプテンに敬意を表する」と述べ、途中CL参加のクラブからの誘いにも断りを入れたという気概についても評価。また同時にクラブの株主となる最初の選手であることも明かしており、「これは長期的な関係を築くための強いメッセージ性をもつものだよ」と喜びをみせている。

 ただ現時点ではまだ、アル・ナスルがいつ、フォファナを選手として登録できるかは不明だ。それは先日にインテル・ミラノから獲得したマルセロ・ブロゾヴィッチについても同様であり、FIFAは2021年10月5日に下された、マンチェスター・シティからアル・ナスルに移籍したアハメド・ムサの移籍に関する問題により、現在は移籍活動禁止処分を下しているところ。
 

Arnaud Pouille : « J’ai envie, au nom du club, de surtout saluer un capitaine exemplaire qui a été étincelant et a montré la voie durant trois saisons. »

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- Racing Club de Lens (@RCLens) July 18, 2023