【CBC賞】団野「楽に逃げれた」ジャスパークローネが逃げ切りV
2日、中京競馬場で行われたG3・CBC賞は、7番人気の伏兵ジャスパークローネが見事な逃げ切りで重賞初制覇。開幕週の馬場を味方に見事な逃走劇を演じた。
CBC賞、勝利ジョッキーコメント
1着 ジャスパークローネ
団野大成騎手
「馬場はずっと前残りだったので、脚質はあると思いましたし、出てからのスピードもあるので、本当に逃げようと思っていましたけど、予想以上に楽に逃げられましたし、マイペースで行けたのが一番良かったと思います。レース前はペースのことは考えずに、自分と馬とのコンタクトだけを気にしていたんですけど、調教で乗った時にも、溜めて切れる感じでもなかったので、気分良く行かしている方がいいかなと思って、今日のレースになりました。近くまできていたので、どうかなと思っていたんですけど、1回直線で内側に寄れてしまうところもあったんですけど、それでもそこからもう一度根性出して最後まで頑張ってくれたので、馬を称えてあげたいと思います。今回抜擢してもらえて、すごく嬉しく思っていましたし、乗せていただいた馬主さんや調教師さんや厩舎サイド含め、携わった方々に感謝したいなと思います。今日ここを勝ってくれたことで、更に選択肢も広がると思いますし、先々も楽しみな内容だったんじゃないかなと思います」
レース結果、詳細は下記のとおり。
2日、中京競馬場で行われた11R・CBC賞(G3・3歳上オープン・ハンデ・芝1200m)は、団野大成騎乗の7番人気、ジャスパークローネ(牡4・栗東・森秀行)が勝利した。1/2馬身差の2着に8番人気のサンキューユウガ(牡7・栗東・西村真幸)、3着に4番人気のスマートクラージュ(牡6・栗東・池江泰寿)が入った。勝ちタイムは1:07.2(良)。
1番人気で坂井瑠星騎乗、マッドクール(牡4・栗東・池添学)は9着、2番人気で角田大河騎乗、エイシンスポッター(牡4・栗東・吉村圭司)は6着敗退。
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団野大成騎乗の7番人気、ジャスパークローネが逃げ切りを決めてオープン初勝利を飾った。直線ではしぶとい二の脚で粘り込み、開幕週の馬場も相まってか、あれよあれよと逃げ残って波乱を演出。鞍上も渾身のガッツポーズでゴールした。断然の人気に推されていたマッドクールは、手応え良く進んでいるように見えたが、直線での反応は今ひとつ。全く伸びることなく馬群に沈んでいった。
ジャスパークローネ 13戦5勝
(牡4・栗東・森秀行)
父:Frosted
母:Fancy Kitten
母父:Kitten’s Joy
馬主:加藤 和夫
生産者:Machmer Hall & Godolphin
【全着順】
1着 ジャスパークローネ 団野大成
2着 サンキューユウガ 松山弘平
3着 スマートクラージュ 岩田望来
4着 トゥラヴェスーラ 藤岡康太
5着 タイセイアベニール 和田竜二
6着 エイシンスポッター 角田大河
7着 ディヴィナシオン 川田将雅
8着 テイエムスパーダ 国分恭介
9着 マッドクール 坂井瑠星
10着 ヨシノイースター 富田暁
11着 サンライズオネスト 菱田裕二
12着 アビエルト 永島まなみ