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チャンピオンズリーグではマンチェスター・シティに、そしてリーガ・エスパニョールではFCバルセロナにタイトルを譲る格好となった、レアル・マドリード。この夏ではバロンドール受賞のカリム・ベンゼマをはじめ、マルコ・アセンシオ、エデン・アザール、マリアーノ・ディアスら四人が既に退団。変革期にある中で特に14年間ベンゼマが埋めてきたCFの不在のままシーズンに臨む可能性もでてきている。

頼れるヴィニシウス・ジュニオールとロドリゴといった2人のブラジル代表は両ウィングを司っており、今夏に獲得したブラヒム・ディアスは攻撃的MF。確かにホセルはセンターフォワードではあるものの、むしろ有能なバックアップとしての起用が見込まれ、現時点においてはベンゼマの穴埋めという点では疑問符がつくところ。

長きに渡りその候補としては、同じフランス人のキリアン・エムバペの名前が浮上してきた。昨夏には移籍に迫るもレアルのペレス会長との不和が報じられる結果となってしまったが、それでも来季までのプレーを確約しているパリ・サンジェルマンから、2024年夏にもレアル・マドリードに渡る可能性はかなり高まりをみせている。それではハリー・ケインについてはどうか?トッテナムのトップパフォーマーは確かに十分な選択肢となりうるものだ。ただこちらについてはいまだ何のアクションもなく、複数のメディアではバイエルンが攻勢を強めているところ。

つまりエムバペ獲得までのこの1年間という過渡期において、来年夏にはブラジル代表への就任が噂されるカルロ・アンチェロッティ監督は、フォーメーションの変更に務め乗り越えをはかる可能性があるようだ。メディアではこれまでの4−3−3から、4−3−1−2ーシステムへの変更を挙げている。

一方でMFに目を向けてみるとトニ・クロース、ルカ・モドリッチ、アウレリアン・チュアメニ、エドゥアルド・カマヴィンガ、フェデ・バルベルデ、ダニ・セバージョス、そして今回獲得したジュード・ベリンガムと非常に充実。おそらくベリンガムはドルトムント時代よりも攻撃的な役割を担うことになるだろう。

ちなみにアンチェロッティ監督は2000年代でACミランにて成功をおさめた際に、4−3−1−2システムを採用してルイ・コスタやカカらが機能。またレアル・マドリードでもかつてジダン監督が、クリスチアーノ・ロナウドとベンゼマの背後でイスコがトップ下としCL制覇に導いた過去もある。

もしも同様の流れを汲むとするならば、その役割はヴィニシウス・ジュニオールとロドリゴのブラジル人コンビとなるだろう。代表でも同僚の2人はすでに非常に息の合ったコンビネーションをみせており、またその後におそらくは代表監督に就任するであろうアンチェロッティ監督にとっては、またとない試金石にもなるはずだ。