6年前にアトレティコ・マドリードの経営陣は、PRとマーケティング活動のためとして、アトレティコの紋章に修正を加えた。これは常に伝統を重んじてきたアトレティコファンたちの心を傷つけるものであり、しかもそれを事前予告なしで行ったことで、そう時間がかからずに抗議活動への発展をみせることになる。「ロゴに触れるな」というスローガンの下、主将コケやフアンフラン、ガビ、ラウル・ガルシアら選手もSNSを通じて旧バージョンへの回帰を訴えた。

 そしてアトレティコはその是非を問う投票を土曜日に行なっており、会員138,477人の44%にあたる61,021人が、古い紋章への復帰を望んでいるとの結果が。ただまだこれには拘束力はなく、近々「拘束力のある投票」が行われる予定だ」とジル・マリンGMはツイート。「戻すと決めた場合、もちろんスポンサー契約やライセンス契約の制約を考慮しつつ、できるだけ早く変更することをお約束します」と言葉を続けている。

 確かに旧バージョンとは木の色と大きさ、そしてクマの色と方向も変更がなされたが、ただ革新的な変化とは言えないものの、ファンにとっては大きすぎるもので、そのため少なくともクラブ首脳陣にとってもしも回帰となった場合、その代償は決して安いものでは終わらないことは想像に難くはない。