おかえり三菱「コルト」 懐かしの車名が復活 欧州コンパクトハッチ市場へ
ずいぶんとオシャレになって……。
三菱「コルト」←もとはルノー
三菱自動車の欧州事業を統括するミツビシ・モーターズ・ヨーロッパ・ビー・ブイは2023年6月9日、新型コンパクトハッチバック「コルト」を発表しました。
三菱の新型「コルト」(画像:三菱自動車)。
日本で2000年代から2013年まで販売されていたコンパクトカー「コルト」の名が復活する形です。遡ると、もともとは三菱が乗用車で初めて採用したペットネームで、1960年代には存在していました。
このクルマは3月発表のSUV「ASX」と同様に、アライアンスを組むルノーから供給される「クリオ(日本名ルーテシア)」のOEMモデル。5ドアコンパクトハッチバックとしては欧州市場に9年ぶりの再投入だそうです。
エクステリアはクリオの新しいフェイスやデイライトを一部踏襲しつつ、「欧州の街並みに映える力強くスポーティな外観」。1.0Lガソリンターボエンジン+6MT、1.0Lガソリンエンジン+5MT、そして1.6Lハイブリッドモデルを設定しています。
生産はトルコのルノー社ブルサ工場が担当。10月から欧州で販売開始となります。