東京メトロ「南北線延伸」東京都が環境影響評価書案を提出 工事期間は?
8両対応で建設されます。
南北線延伸区間の工事予定期間は約10年
東京都都市整備局は2023年6月1日(木)、東京メトロが事業者となる南北線(品川〜白金高輪)の環境影響評価書案を東京都知事に提出しました。今後は環境影響評価手続きや都市計画手続きを進め、早期の事業化を目指すとしています。
南北線の車両(画像:写真AC)。
品川〜白金高輪間の延長は約2.8キロ。そのうち、約2.5キロがトンネル建設区間となります。延伸区間は8両編成に対応します。
品川方面と目黒方面の分岐部分と品川駅は開削工法、トンネルは複線シールドで整備する予定。工事予定期間は約10年を想定しています。
延伸により、六本木や赤坂といった都心部と、リニア中央新幹線の始発駅となる品川駅とのアクセスが大幅に改善します。品川〜六本木一丁目間の所要時間は、現状の約19分から約9分に短縮される見込みです。