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弁護士ドットコムでは、2023年4月に会員弁護士500人に対して、書籍についてのアンケートを実施。書籍の購入費や六法の紙/デジタル比率などを聞いた。結果を3回に分けてお伝えする。

(2)弁護士が業務で使う「おすすめの基本書」は? 9分野、500人にアンケート調査 
(3)弁護士500人、推しのビジネス書・小説・マンガを聞いた

●書籍購入費「年間5〜10万円未満」が最多

雑誌等も含めて、年間書籍の購入費にいくらを当てるかとの問いについては、5〜10万円未満(28.2%)、5万円未満(26.0%)、10〜20万円未満(20.2%)の順に多かった。100万円以上という弁護士も2.6%いた。アンケートでは事務所規模も尋ねているが、規模によって明確な差はなかった。

5万円未満(26.0%)
5〜10万円未満(28.2%)
10〜20万円未満(20.2%)
20〜30万円未満(11.8%)
30〜50万円未満(5.6%)
50〜100万円未満(5.6%)
100万円以上(2.6%)

●六法は紙派が多数

六法について、紙媒体と電子媒体のどちらを使うことが多いかをたずねたところ、「紙媒体が多い(44.2%)」、「やや紙媒体が多い(12.2%)」で紙派が多数。検索すれば何でも出てくる時代であっても、明確に「紙」と言い切る人がもっとも多かった。

紙媒体が多い(44.2%)
やや紙媒体が多い(12.2%)
どちらともいえない(8.8%)
やや電子媒体が多い(13.2%)
電子媒体が多い(21.6%)

一方で、カバンやキャリーケースなどで六法を持ち運ぶかについては、「持ち歩かない」が81.4%と圧倒的だった。

なお、残りの約2割にはどの六法を携帯しているかもたずねている。結果は以下の通り。

『判例六法』(有斐閣):34.4%
『ポケット六法』(有斐閣):25.0%
『デイリー六法』(三省堂):15.1%
『模範六法』(三省堂):13.0%
『携帯実務六法』(東京都弁護士協同組合):6.5%
その他:5.4%

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