高速渋滞200分、一般道下りたら半分!? 2023GW「抜け道ランキング」が発表される
中央道と東名の渋滞はバッチリ抜けられました!
ビッシリ渋滞の高速ずっと乗り続けますか?
ナビタイムジャパンは2023年5月19日、今季ゴールデンウイークのカーナビアプリ走行実績を分析した「抜け道ランキング」を発表しました。渋滞した高速道路をそのまま走行した場合と比べて、一般道を走行した場合の所要時間を比較したものです。
写真はイメージ(画像:写真AC)。
1位は、5月5日(金)18時頃、中央道上りの大月IC〜相模原IC(圏央道)間を走行した場合に対する抜け道ルートです。同時期の中央道上り線は、小仏トンネル(神奈川・東京都県境)を先頭に最大28.6kmの渋滞が発生していました。
高速道路をそのまま走行すると195分かかったのに対し、大月ICでいったん下りて南へ向かい、「山梨県道35号(四日市場上野原線)」を主に走行して相模原ICまで向かった場合、所要時間は95分。じつに100分短縮できたといいます。中央道上り線の渋滞に対し、国道20号(甲州街道)や、国道411号(甲州裏街道)を使った場合でも同様に、時短効果は高かったようです。
2位にランクインしたのは同じく5月5日(金)15時頃、東名上り線の駒門スマートIC〜新秦野IC(新東名)を走行した場合に対する抜け道ルートです。
高速道路をそのまま走行(大井松田IC→新秦野ICは一般道)した場合202分かかったのに対し、箱根の北側を横断する「静岡県道78号(御殿場大井線)」を主に走行するルートは104分で、98分短縮できたといいます。
ナビタイムジャパンは「一般的に、高速道路が渋滞していても一般道には降りない方が早い、と言われることも多いですが」としつつ、「渋滞の少ない抜け道を利用した移動による渋滞回避など、快適な移動の参考になれば」としています。