「首都高ヤバそう…」で電車へ? 2週間通行止め開始後の混雑状況 “空港早く着きすぎた”の声も
言うほどでも…?
首都高通行止め開始の朝の交通状況
首都高1号羽田線の多摩川に架かる「高速大師橋」架け替えのため、2023年5月27日(土)5時から、同路線の一部区間などで2週間の通行止めが開始されました。これにより、首都高が1年で最も混む“年末・年度末程度の渋滞”が発生すると予測されていましたが、どのような状況でしょうか。
5月27日8時30分頃の交通状況(画像:Google)。
首都高が公表している、27日8時30分現在の所要時間は次の通り。
・(湾岸線)葛西JCT→空港中央:約24分
・(湾岸線)大黒JCT→川崎浮島JCT:約9分
・(K1横羽線)生麦→大師:約9分
上記は通行止め区間に近く、最も影響を受けやすいと予測される区間ですが、事前の予測では、葛西JCT→空港中央で最大60分、大黒JCT→川崎浮島JCTで最大40分、通行止め区間に突っ込む形となる生麦→大師は最大150分とされています。
SNSでは、首都高の混雑を警戒して早めに家を出たところ、羽田空港に早く着きすぎた、という人も。「首都高羽田線が通行止めを今朝知ったので久しぶりに電車で行く」「いつもより首都高も一般道と空いてて仕事しやすい」といった声が見られます。渋滞を警戒しての行動変容が一定程度あったのかもしれません。
なお、NEXCO管轄の高速道路では、東名高速や中央道、京葉道路などの下り線が混雑しています。
首都高は土休日よりも、業務利用が多い平日のほうが混雑する傾向があります。土日は行動を変えられるかもしれませんが、平日はどうなるか。首都高速道路は、混雑時間帯を避けた利用(主に夜間利用)や、そもそもクルマの利用を控えることを呼びかけています。