GKがダッシュ→スローインでプレー再開!名古屋ランゲラックが鹿島戦で示した諦めない気持ち「一番近くにいる自分が投げた。それだけ」
名古屋グランパスは5月14日、J1第13節で鹿島アントラーズと対戦。0−2で敗れた。
リーグ戦では3月4日の第3節・サガン鳥栖戦(0−1)以来となる黒星を喫した一戦で、GKランゲラックはフル出場。J1の通算出場試合数が185に到達して、ドラガン・ストイコビッチ氏を超えてクラブ外国籍選手で歴代最多となった。
「今日のスタジアムの雰囲気は非常に素晴らしかったと思うし、ドイツでもあったが、カップ戦の決勝戦のような雰囲気だった。名古屋だけでなく、鹿島のサポーターも含めて感謝している。プレーできて幸せだったし、名古屋のサポーターは、わざわざアウェーの地まで来て、声援を送ってくれて、僕らに力を与えてくれた」
自身のメモリアルマッチを大観衆の前で迎えたオーストラリア人は、しかし悔しい2失点。勝利は掴めなかった。
ただ、最後まで勝負を諦めない気持ちを前面に出して、チームを鼓舞した。ビハインドだった終盤、自身にボールが渡ると、すぐにフィールドプレーヤーに供給するシーンが目立った。特に、78分には、自陣の右サイドでアウトになったボールに向かってダッシュすると、自らスローインして、プレーを再開させた。
あまり見られないGKによるスローインについて、ランゲラックは当然と言わんばかりに、こう振り返った。
「試合の状況を考えて。別にキーパーがスローインしてはいけないわけではない。すぐに試合を始めたいというか、プレーを再開したかった。一番近くにいる自分が投げた、それだけ」
次戦に向けては、「全力を尽くした結果、上手くいかなかったことがあった。それを教訓として、次の試合でしっかりと改善したい」と表情を引き締めた。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
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