Jリーグ参入を目指す福山シティ、「専用練習場」を建設中!ネーミングライツもすでに契約済み

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2020年の天皇杯、コロナ禍の特殊な大会だったとはいえ、広島県1部リーグ所属ながらベスト8まで勝ち進んだ福山シティFC。

彼らは現在、中国リーグを戦っており、昨季は昇格1年目でいきなり優勝、しかし、JFL昇格をかけた地域チャンピオンズリーグではブリオベッカ浦安に次ぐグループ2位で惜しくも1次ラウンド敗退を余儀なくされた。

今季はJリーグでも実績のある上野展裕監督を招聘し、県予選決勝でSRC広島にPK戦の末敗れ天皇杯出場は逃したものの、中国リーグではここまで3戦全勝で首位につけている。

そんな福山シティの専用練習場が2023年夏のオープンに向けて現在整備中だ。

昨年11月に発表された計画では、福山市上下水道局が持つ新浜浄化センターの跡地を10年間借り受け、クラブが約3億円をかけて人工芝グラウンド1面とクラブハウス、フットサルコート1面などを整備する。

場所はここ!

福山市の中心部に近く、ホームゲームを開催しているスタジアムの一つ「福山通運ローズスタジアム」からも北へ4kmほどの場所になる。

今回の専用練習場整備について、福山シティFCの代表を務める岡本佳大氏は以下のようにコメントしている。

「私たちは、福山市の掲げるビジョンに共感し、スポーツを通じてまちの価値向上に資する取組みを行ってまいりました。

福山市が掲げる『福山市スポーツ推進計画』の実現や、更なるスポーツ文化の創生に向けて、新浜浄化センター跡地を多世代の方々が集う新たなスポーツや健康の発信拠点として、とても大きな可能性を秘めた場所と捉えております。

本事業を通じ、次代のスポーツ文化の担い手として、誰もが気軽にスポーツや運動に触れることができるまちの未来を実現して参ります」

なお、練習場のネーミングライツ契約もすでに株式会社ファーストクリエートとの間で締結。「エヴォルヴィン フットボール フィールド」という名称になることが決まっている。

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多くの夢とともに、広島県で2チーム目のJリーグ参入を目指す福山シティFC。彼らの動きに今後も注目だ。