ホンダ『N-BOX』のテストカーをスパイショット!新型はフル液晶メーター採用で室内スッキリ?
ホンダ『N-BOX』と思われるテストカーが撮影された
2017年9月1日に発売され、2023年でデビューから6年を迎えるホンダ『N-BOX』は、まもなくフルモデルチェンジになる可能性が高いモデルのひとつです。
新型N-BOXと思われるカモフラージュを施したテストカーの存在もすでに確認されており、新型への刷新が発表される日は着々と迫っていることが考えられます。
そのN-BOXの新型と思われるテストカーが、ふたたび目撃・撮影されました。
現行型N-BOXとの外観上の違いは多くない
撮影された新型N-BOXと思われるテストカーは、カモフラージュが施されているためその外観は判別しにくくなっているものの、ボディの各パネルにある隙間をもとに考えられる造形から、現行モデルと大きな違いがないことがわかります。
極細のフロントピラーによる大きな三角窓など、基本的なデザインは現行モデルを踏襲。N-BOXは初代から現行の二代目N-BOXへのモデルチェンジでプラットフォームを刷新しましたが、新型では二代目N-BOXのプラットフォームを引き続き採用する可能性が高いです。
プラットフォームはそのままに、二代目モデルから熟成を進めたより高い商品力を持ったN-BOXとしてデビューさせることで、登録車も含めた新車販売台数1位の地位をより強固にしようとするねらいがあるのかもしれません。
テールランプのデザインはシンプルなものに変更か
撮影された新型N-BOXと思われるテストカーの写真を拡大し、各部をチェックしてみると、以前もお伝えしたとおり、テールランプに関しては現行モデルよりもシンプルな形状のものが採用されている可能性が高いと考えられます。
また、テールランプはカモフラージュによって2分割されていますが、下部のユニットは粒状にLEDが点灯していることがわかります。その他のライトでウインカーの点滅がないことから、ポジションランプかブレーキランプかのいずれかであると考えられますが、線状に光る現行モデルとは点灯パターンが異なるようです。
フル液晶メーター採用で真っ平らなダッシュボードに?
撮影された新型N-BOXと思われるテストカーの写真では、一部ではあるもののインテリアを確認することができました。
ステアリングのほか、現行モデルのディーラーオプション同様の大型ディスプレイを備えたナビや、ダッシュボード上部が確認できますが、ダッシュボードは現行モデルのようなアーチ状のメーターフードがないように見えます。
細いフロントピラーによって運転席からの広い視界を実現しているN-BOXですが、ダッシュボードの凹凸をさらに抑えることでよりクリアな視界を実現することを目指していることや、室内空間の見た目の広さをより強調しようとしているなどが考えれるでしょう。
そのためにメーター類が小型化する必要があるものと思われますが、現行型ではアナログ方式となっているスピードメーターやタコメーターを、新型は液晶カラーディスプレイを採用することで実現するのかもしれません。