ホンダ新型「8人乗りSUV」登場! 5m超え「ド迫力ボディ」に3列シート装備の新型「パイロット」メキシコで発売 866万円から
「ブラックエディション」と「ツーリング」の2グレードを設定
ホンダのメキシコ法人は2023年4月20日、新型「パイロット」2023年モデルの販売を開始したと発表しました。
今モデルで4代目となる3列シートレイアウトの大型SUVです。
パイロットは、米国ホンダで設計開発され、オハイオ工場で生産までを行う北米市場主体のモデルで、2022年にフルモデルチェンジを実施しています。
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新型はホンダSUV史上もっとも大きくもっともパワフルであることを特徴とします。
外観も、大きなフロントグリルや水平基調のボディライン、幅広のフェンダーなど力強いデザインで構成されます。
ボディサイズは、全長5065mm×全幅1995mm×全高1770mm、ホイールベース2890mm。
室内は同セグメント最大のスペースを確保したといい、乗車定員は最大8名です。
2列目シートの足元スペースは従来型から650mm拡大したほか最大10度のリクライニングも可能となり、快適性を向上。3列目シートの足元スペースも270mm拡大しています。
パワートレインは、最大出力285馬力・最大トルク262lb ftを発揮する3.5リッター V型6気筒 DOHC 24バルブエンジンを搭載し、前輪駆動を駆動させます。トランスミッションはパドルシフト付きの10速ATです。
装備面では、前2列の各席にシートヒーターやベンチレーテッド機能付きのレザーシートが備わるほか、パノラマサンルーフや、電動8ウェイフロントシートを装備。全14個のカップホルダーのうち8個は、1リットルのペットボトルが収納できるサイズだといいます。
メーターパネルは10.2インチのデジタルディスプレイで、インパネ中央部には9インチカラータッチパネルのインフォテインメントシステムや12スピーカーのBOSEオーディオシステムが備わります。
また、衝突軽減ブレーキシステムなどを含む最新の先進運転支援機能として、990度の視野角を持つカメラや120度の広角な高感度センサー類を用いた「ホンダセンシング」が装備されます。
今回メキシコ市場に導入される新型パイロットは2つの仕様です。
まず「ブラックエディション」は、黒のグリルやルーフレール、ダークカラーの20インチホイールなどでスポーティな仕立てで、室内は赤いステッチのレザーシートが備わります。
ボディカラーはソニックグレー、プラチナホワイト、クリスタルブラックの全3色で、現地価格は115万9900メキシコペソ(約866万円)です。
そして「ツーリング」は、様々な外装の加飾によるエレガントなスタイルを特徴とし、デュアルクロームエキゾーストや、7スポークの20インチホイールを備えます。
ボディカラーはルナシルバー、プラチナホワイト、クリスタルブラックの全3色で、現地価格は118万9900メキシコペソ(約888万円)です。