大江戸線で座席減 一般席の一部が“優先席化” 棒磁石みたいな色分けの席に
フレイザード?
座席変更で2色仕様の列になる
東京都交通局は2023年4月19日、大江戸線において座席位置を変更することを発表しました。
CBTCを導入する大江戸線(乗りものニュース編集部撮影)。
具体的には1号車と8号車の優先席位置が変更され、一般席の一部が優先席になります。大江戸線では、通常座席は赤、優先席は青となっていますが、今回の変更により、棒磁石のS・N極の色分けのように、同じ列に途中から色の違う座席が登場することになります。
理由は、無線式列車制御システム(CBTC)を導入するためです。すでに地下鉄丸ノ内線などに導入されているCBTCの導入により、遅延回復効果や乗り心地の向上が図られますが、車内に追加の機材を設置する必要があります。そこで、車端部の優先席を移設し、それによって捻出されたスペースに機材が設置されます。