かわいいような、怖いような…。

2012年より運用

 アラスカ航空の特別塗装機「Salmon Thirty Salmon ll」が2023年4月、特別塗装機としての運用を終えました。この機体は胴体全面、そして尾翼にかけて、リアルな鮭のデザインがあしらわれているのが特徴です。同社はこの機を「世界で最も複雑に塗装された旅客機の1つだ」と称しています。


アラスカ航空の特別塗装機「Salmon Thirty Salmon ll」(画像:アラスカ航空公式Facebookより)。

 担当機はボーイング 737-800「N559AS」。2012年にこの塗装をまとい運航が開始されました。この鮭の特別塗装機はアラスカ航空にとっては2代目で、アラスカ産水産商品の価値を向上させることを目的に、水産資源を活用した経済発展を促進するために設立された官民パートナーシップ「アラスカシーフードマーケティング協会」と提携して制作されたものとのことです。

 特別塗装機としての運用終了にともなってアラスカ航空では、現地時間17日にシアトルからアンカレッジまで、いくつかの空港を経由して記念フライト実施しました。今後同機は、別の塗装に塗り替えられる予定とのことです。