スカイツリーに行かない「スカイツリートレイン」無料運行 野岩鉄道で5日間限定「パノラマ改造」のレア車
スカイツリーに行かないスカイツリートレインが走ります。
1日5往復運転
東武「スカイツリートレイン」が野岩鉄道に(画像:東武)。
野岩鉄道は2023年4月11日(火)、東武の団体列車用車両である634型「スカイツリートレイン」を一般列車で5日間走らせると発表しました。運賃のほかに特別な料金は不要です。運行は4月24日(月)から28日(金)まで。
この車両は、かつて浅草〜鬼怒川温泉・会津田島の快速でも活躍した「6050系電車」を改造したもの。6050系は2ドアでセミクロスシートを完備し、中長距離移動を担う無料電車として、レジャーの足として親しまれました。
「スカイツリートレイン」は天井付近まで窓を備え、クロスシートは窓側へ回転でき、パノラマ車窓を楽しめます。車内には車内販売のサービスカウンターや、ソファとサロンテーブルを備え、2か所のイベントステージではカラオケが楽しめました。
当初は臨時特急として各方面と浅草駅を結んでいましたが、現在は団体専用列車となっています。2022年春には、浅草と東京スカイツリー駅の「1駅だけ」を往復し、隅田川の桜を楽しむ「サクラトレイン」にもなっています。
最初の便は24日の新藤原駅18:44発。1日5往復で、新藤原〜会津高原尾瀬口を約35分でむすびます(一部鬼怒川温泉発着)。